ご免こうむりやしょ。


昼前に職場を出て出張へ。
このところ職場でストレスを感じることが多いため少し気が晴れる。


夕方仕事が終わる。
帰宅途中に白楽駅で下車して久し振りにこの界隈の古本屋回り。
最後に覗いた鉄塔書院で1冊。

新刊で買いのがしていたもの。ここで追いついた。しばらく来ないうちに店内がすっかり整理され、多くの本にグラシン紙がしっかりとかけられていた。店主の方の気持ちが入っている様子が感じられる。同時に値付けもしっかりされている雰囲気も強くなり、買う側からすると掘り出し物オーラは減少した感あり。先程覗いた高石書店とは対照的だ。ただし、高石書店もめぼしい本にはちゃんとした値がついているから、店の佇まいの違いであるが。


地元の駅に戻ると、何故か駅前で打ち上げ花火が上がっている。イベントが行われている気配はまったくなく、工事現場が広がる殺風景な場所の上で通行人の首を傾げさせる赤い花を開いていた。


帰りのバスの中で志ん朝厩火事」を聴く。


帰宅後、音楽を聴きながらぼんやりしていると電話が鳴る。出ると新築マンションのセールスだ。夜の10時にこういう電話をかけてくる人物が関わるマンションを買うなんて「ご免こうむりやしょ」(志ん朝師匠風に)。
この時間帯のセールス電話はけっして珍しくない。自分の感覚はもはや古いのだろうかとちょっとガッカリする。


今日の4000番台。

レディ・フォー・フレディ

レディ・フォー・フレディ


前作「ハブ・キャップ」(4073番)から一挙にメンバーを若手に切り替えた4085番。ショーター、マッコイ、エルビンと並べてこれまでのハードバップジャズとはひと味違いますよと言っている感じ。確かに1曲目の出だしの演奏を聴いていると、若い人たちしか出せない若い音がしてきた。


【購入できる新刊数=2】