「あまちゃん」終わった〜

車窓から見える、外で手を振る人の姿はどうしてこんなにも感動的なんだろう。

今朝の「あまちゃん」最終回、私には北鉄再開を喜ぶ地元の人達の手を振る姿が一番泣けた。

3.11のために自粛した九州新幹線開通の受賞CMも、沿道の人々のそれぞれ趣向を凝らした、あるいは素朴に手を振る姿に、ただただ心をうたれた。

山を越えて見知らぬ街へ旅立つ人に故郷に残る人が送る、元気でいてね、の祈り。

もちろん、徒歩でも自動車でも、別れと見送りは感動的な場面だけど、鉄道は、「この線が東京に繋がっているんだ」が、より可視化され分かりやすい。鉄道って凄いかも。出港する船の紙テープは、切れちゃうのが切ない。


それにしても、沿道の声援のチカラ。

ラソン選手だって何もないところをただひたすら走るより、知らない人でも沿道から聞こえる声援が元気の源になるはず。

以前、ウグイス嬢で選挙カーに乗ってた時、知らない人でも手を振りかえしてくれる人がいると、候補者でもないのに嬉しかった。候補者本人は、この人達のために頑張るぞ、とさぞかし決意を新たにしたに違いない。

雅子さまも、もっと外に行くといいのに。車から沿道の人に、腱鞘炎になるくらい手を振り返したらきっと元気になれると思うよ。