ワシントンの地下鉄に乗る

おはようございます。victoria007です。
さて、無事ワシントンの空港に着いた後、生まれて初めてワシントンの地下鉄に乗りました。
今日はまずそのレポートから。

Ronald Reagan Washington National Airport(ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港)からは地下鉄が出ています。空港の目の前にあり、とても簡単に乗ることが出来ます。

地下鉄に乗るときには、Farecard(切符)を購入します。
自動発券機にお金を入れて、
A Pass(パス)
B Single Farecard(一回分の切符)
C Multiple Farecard(マルチフェアカード)
のどれかを購入。
Aは一日乗り放題とか、一週間乗り放題の切符で、すごくたくさん乗る人用。
Bは一区間だけ乗る人用で、日本で買う切符と同じ感じ。
CはSUICAみたいな切符で、いくらかの金額をチャージしておけば、乗るたびに何回も切符を買う必要がないので便利。

私はCを購入しました。
これならいちいち運賃を確認する必要がないしね。
切符にはパンダの絵が描かれています。
ワシントンの動物園ではパンダが一番人気なんですって。
10年前に中国から11億円でレンタルしたパンダが子どもを産んで、すっごい人気だったんだけど、10年のレンタル期間が過ぎたので、その子どもは中国に返したそうです。

中国って手堅い商売してるわね。

で、Cの切符ですが、薄い紙にマグネットがついてるだけで、結構簡単にダメージを受けます。
切符投入口に入れても戻ってきたり、マグネットが使えなくなっちゃって機械に反応しなくなったりとか。10ドルチャージしてあったのに使えなくなったときは結構ショックだった。
お金はその場では返してもらえなくって、Officeに持って行かないとだめなんだって。
だから、旅行者は返還してもらえないのも同様なので、あんまりたくさんの金額をチャージしないほうがいいと思う。私は一回失敗してからは、だいたい5ドルから10ドルくらいにしていました。

地下鉄はいくつかのラインがあって、空港から市内へはイエローラインに乗ります。
ただ、同じホームに複数のラインが到着するので注意しないと違うところへ行ってしまう。
車体の色は全部グレーで同じなので、車体の電光掲示板の「YELLOW」という文字をしっかり確認してから乗車。

車内は、比較的きれいです。
車内放送もひんぱんにあります。

「ドアは右側が開きます。扉にご注意ください。」
「混み合っているときは車内中程にお進みください。」

って、まるで日本の鉄道と同じようなアナウンスが。

空港では地下鉄とはいっても駅は地上にありましたが、すぐに地下に入りました。
駅は結構暗いです。
駅名がよく見えません。
なぜこんなに暗いのか、観察したところ、照明が天井にないからだってわかりました。
下から壁の上のほうに向かって照明があるだけなので、結構暗いのね。
足下も危険な感じ。
車内放送もよく聞き取れないことが多く、自分の降りたい駅かどうか確認するのに結構緊張しました。

車内にはPraiority Seat(優先座席)がありました。
「優先座席を必要としている人に譲らない場合は法律により罰せられます」という掲示がありました。

「罰せられた人、いるの?」
と友人に尋ねると
「いないと思う」
とのことでした。

罰則規定をちゃんと決めてしまうところがさすがアメリカです。

車内は結構混んでる時でも、たいした混み具合ではありません。
皆さん、新聞読んだりケータイいじったりipod聞いたりしています。
高校生は大声で騒いでいたりとか。
車内は飲食禁止なので、ゴミもなく、きれいなんだそうです。

地下鉄はMetro Centerで降りました。
Metro Centerはホワイトハウスに一番近い駅です。
そうです。
早速ホワイトハウスを見に行くのです。