宮入バルブ 社長ら異例の解任 投資家集団、敵対的買収 ドロ沼経営対立に幕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041127-00000019-san-soci

 株主総会で株主議決権票をダブルカウントしたことが発覚するなどし、経営対立が深まっていたバルブメーカー「宮入バルブ製作所」(東京都中央区東証二部上場)で二十六日、臨時株主総会が開かれ、大山沢啓社長と取締役二人が解任された。株の過半数を買い占め、旧経営陣と経営方針をめぐり対立していた投資グループがダブルカウント問題などを問題視して三人を解任、経営の主導権を握る形となった。敵対的買収で上場企業の社長が解任され、経営権を奪われるのは異例。
 同社はLPガス用のバルブメーカー大手で、昭和二十四年創業の老舗。数年前から、アパレルメーカー「ワールド」の創業者、畑崎広敏氏らの投資グループが同社株を買い占めたが、旧経営陣は「株価操縦の疑いがある」「違法な乗っ取り」などと強く反発。老舗をめぐる「ドロ沼」の攻防に、証券業界関係者から注目が集まっていた。
 今年六月の株主総会では、投資グループ側が提案した五人の取締役を選任する議案が可決された。
 会社の主導権は半数を超える取締役を抱える旧経営陣が握ったままだったが、その後、株主総会で約八百の議決権票が二重に数えられ、旧経営陣にくみする票が増えていたことが発覚。
 投資グループ側は、不透明な経営体制などを問題視して、臨時株主総会の開催と大山前社長らの解任を求めていた。
 こうした経緯から、この日の臨時総会では、議決権票の三分の二以上が賛成に回り、旧経営陣の大山前社長ら三人が解任。
 続いて開かれた取締役会では投資グループ側の取締役が多数派となり、高井洋新社長ら新経営陣が発足した。
 証券業界関係者は「敵対的買収で上場企業の経営権まで握ったのは珍しい。今後、新経営陣がきちんとした経営をするか注目したい」と話している。

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