まだまだこれから（多分）

「1日でたったの60人！ 乗車人数最下位の新幹線駅に行ってみた」…というわけで北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅に行って、人がいないとはしゃいでるわけだが、いかにもSPA!らしい思慮の足りない記事。
奥津軽いまべつ駅のことを“秘境駅”とか書いているが、駅前広場があって車のアクセスが可能で、しかも近くの駅（津軽鉄道津軽中里駅）までバスが出ている駅のことを秘境駅とは言わないから。言葉の使い方間違ってる。
秘境駅とはJR北海道の小幌みたいに、駅以外のどこにも行きようがない駅のことだから。
列車が1日5本しか止まらないと言うが、在来線の津軽今別駅だったころは一日2本しか停まってないので、新幹線駅になって列車本数が一挙2.5倍に増加だから！！
まだ出来たばかりで乗客の増加はこれからだが、それでもまあ乗降人数新幹線駅最下位の座は堅い、かと思う。だが周囲の自治体などは振興策を練っているようなので、今後にちょっと期待。むしろ、新幹線駅なのに完全無人化したとかいう、JR九州新玉名駅のやる気のなさの方がよっぽど問題かと。