静岡の高速バス倉庫 アーカイブ

過去記事のアーカイブになっています。

東京医大前0736-東京駅0900 高速阿見美浦江戸崎線(JRバス関東)

*遡及日記*
H654-93402号車(土浦支店)
 従兄弟が寝ている間に出発。ええ、確定申告書の方も書きましたよ。
 朝靄の中やってきたのは以前にも乗った事のある車両。と言うか、久々のふそう車。ドライバーさんに東京駅までの運賃1,400円を支払った後、適当な席に座って車窓をぼんやりと眺めている間に居眠りモード突入。気が付けば柏あたりのトンネルを走っている。
 首都高は渋滞どころかかなりガラガラ。おかげ様で東京駅到着は20分程早着。恐らく、ダイヤそのものに遅れ分を見込んでいるとは思うのだが、これくらいの時間に到着すれば案外良い感じかも。

 「あ、乗った事ある」って思ったのは、この車体側面の広告を見たから。JA稲敷が出しているお米の広告ではあるが、恐らくこの車両を高速阿見美浦江戸崎線専用車としているから出来るんじゃないのかと思うのだけど、それこそ「しみずライナー」の車両も限定運用しているんだったら、こんな広告をJAや静岡市が出してもいいんじゃないのかな?って思う訳なんだが。それこそ、駒越で取れる枝豆の「こまめちゃん」、久能の石垣苺なんかもいい味出しているって思うんだけど。

 本当にこれ、マジでよく目立ちます。

交通博物館

*遡及日記*
 に行ってきた訳で。まぁ、目的としては今やっている「旧万世橋駅遺構公開」を見に行くって言うのがその目的だったんですが、マジで良かったです。
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 ガキんちょの頃から、交通博物館は我が家の中の人に連れられて良く行っておりました。それこそ「数え切れないほど」(中の人、談)みたいだったんですが、今になってようやく「実はものすごいもんを展示してねぇ?」と言う事に正直気付かされました。



 例えば、この写真なんですが。
 この写真は大正年間に作られた車両の模型なんですが、模型の製造年を見ると大正年間とありました(確か大正15年だったかなぁ)。それだけでも驚いたんですが、↑の写真を見ると、車体外部の塗装方法がステップを踏んで再現されています。正直、ここに気付いたのは今日だったりする訳で。確かにガキの頃すでにこの電車を見ていたのかもしれません。ですが、こんなものまであった、と言うのは分からず、今となって「すげー資料的価値が高い」事に気付いた訳なんですわ。
 まぁ、自分が大人になった、って言うのもあるんでしょうが。それでも、行くたび毎に新鮮な発見があるって言うのは正直自分でも信じられなかったって言うのが実際の所。色んな部分でそれを感じます。



 そして、メインディッシュの旧万世橋駅遺構公開。
 確かに行きにくいと言うか入りにくい部分があったんですが、こんなもんがあったのかって言う事や、その昔に駅があった、と言う事は知識として知っていても、実際に現物を見ると正直な話すげー、としか言いようが無い訳で。どんな人のどんな想いがここに込められていたのか、それを考えると正直な話、色々と考えさせられてしまいます。


 そして、模型ジオラマ。ガキの頃と変わってないんですが、確実にそこに走っている電車は変わっていましたし、それこそ最新鋭の車両がそこには居ました。そして、久々に運転の様子を見て「懐かしいなぁ」などと感慨に浸っていた俺様が居た訳で。


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 正直、展示品を見るって言うのもあったんですが、それ以上に「ありがとう」って言うような想いが強かったです。恐らく、交通博物館を見に行かなければここまで激しい鉄ヲタにはならなかったと思いますし、そう言えば良く来たっけなぁ・・・と小さい頃の事を思い出していました。
 想い出の場所は確かに無くなってしまうかもしれません。それはあらゆる部分において。ですが、形有るものはいずれ無くなる訳ですし、「モノ」を守る事も大事な事であるかもしれませんが、それ以上に「モノに込められた想い」と言うものを守る事が実は大事なんじゃないのかな?と思っています。先人が様々な部分で築き挙げてきたもの、その精神を生かして未来へと繋ぐ事こそ様々な部分で重要なのかなぁ・・・と思った日曜の朝でした。

東京駅1810-新清水2043 7805便 しみずライナー5号(JRバス関東)

*遡及日記*
H658-05404号車(東京支店)
 都内での用事を終えて、東京駅のバス乗り場へと急ぐ。当たりはすっかり夜の闇に包まれている。
 東京駅のバス乗り場に着くと、すぐ前に出る18時発の急行静岡駅行を待つ長い行列。今までならば「そろそろ並ばなくては・・・」と思いつつ長い列の後ろに付くが、今日からはもうそれをしなくても良い。そう、「しみずライナー」は全席指定となっているからだ。
 確かに好きな席を選ぶ事が出来ないと言うマイナスの部分はあるものの、ギリギリの時間まで用事をしてから乗る事が出来ると言うのは嬉しい話だ。
 案内の電光掲示板には「清水(折戸車庫)」と言う表示が。確かに清水行の直通バスがある、それを実感させてくれる光景。

 待つことしばし。長い行列のお客さんを飲み込んだ急行静岡駅行の後に、「清水」と言う表示を出したバスが入線してくる。行きに乗った車両と同じタイプの車両であるが、流石に車そのものは違っている。とは言え、とにかくこのバスに乗ってしまえば清水までそのまま行ってくれると言うのは、本当に気楽なものである。
 今はまだ、JRバス関東単独運行の4往復だけではあるが、これから先、JR東海バスが平成18年4月に1往復、地元のしずてつジャストラインが平成18 年度中に1往復参入する予定になっており、更に便利になると同時に、バス好きとしては初めて東京駅に入る地元私鉄系のバスを見る事が出来るのが楽しみな所である。

  バスはほぼ定員になって東京駅を定時に出発。その後、東名江田でも予約のお客さんを乗せ、一路東名高速を清水へと向かう。流石日曜日の18:10発。それだけお客さんが多いと言う事か。

 初め、「しみずライナー」は新幹線と在来線のニッチ狙いの路線かと思ったが、実際に乗ってみると「ニッチ」と言う考えではなく、それこそ新幹線に真っ向から勝負を挑んでいるのではないか?そう思うようになった。確かに時間的には新幹線には到底叶わない。しかし、ドアtoドアの時間で考えた場合、実は高速バスにも利点がある、そう考えての路線開拓のような気がする。実際、東京静岡間をこだまに乗ると1時間30分かかる。

そこから清水まで在来線で約10分、地元の路線バスに乗って15分。待ち時間等を考えると2時間程度はやはりかかる訳で。で、バスならば乗り換え無しで行く事ができ、なおかつ2時間30分とそんなに時間が変わらない上、運賃が新幹線の半額以下。考えてみれば「新幹線との真っ向勝負」が可能な路線である、そんな風に感じた。つくば線の減便があったと言うJRバス関東、そして、新たな高速バス路線の展開を目指したいしずてつジャストライン、静岡を拠点とした高速バス展開を目指すJR東海バス。この3社の取り組みがどのような未来地図を描くのか、今後を楽しみに見て行きたい。
 何はともあれ、JR東海バスしずてつジャストラインの初便には乗りに行きたい所である。
【おまけ】

 何か、清水区民としては一点だけどう見ても「何だかなぁ」と思う間違いが一カ所ほどあるんですがw。oritoじゃなくて「Orido」が正解なような気がします。ええ、お願いですから早いウチに直して下さい<JRバス関東
 その後、来たときと同様に快調に東名を走り、新清水着。
 ところが、携帯電話を車内に忘れてしまうと言うトンでもないアクシデントが発生orz。取りあえずはデュアルネットワークサービス契約で使っているPreminiで急場を凌ぎ、ひょっとしたら掃除やってるのかなぁと言う淡い期待を胸に折戸車庫まで自家用車を飛ばしたんですが、結局携帯の回収は出来ずorz。
 携帯電話だけが折戸車庫から東京まで乗ってしまい、おまけにJRバス関東東京支店まで行ってしまいました。いや、俺も行きたいんだが・・・と言うのは別にして、その後14日に東京出張した時に回収をしてきました。何かのっけから(´・ω・`)ショボーンな初乗りになってしまったのは言うまでもない(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ


忘れ物には気を付けましょう、特に携帯電話。