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締切が今日までということで出かけていたら間に合わないかもしれないので、とり急ぎ。
「空中キャンプ」(id:zoot32)さんにて行っている「2007年の映画をふりかえる」に参加したいと思います(昨年の回答はこちら)。集計お疲れ様です! 作品に対して愛情がいつも感じられるので、どれを見ようか見事に迷ってしまいます。
今年は見た作品が少なくて、おまけに本日公開のものも見たいのがあって変動しそうな気もするのですが、せっかくなのでふりかえってみます。
- 名前(id、もしくはテキトーな名前)/性別
- 2007年に劇場公開された映画でよかったものを3つ教えてください
- 2で選んだ映画の中で、印象に残っている場面をひとつ教えてください
- 今年いちばんよかったなと思う役者さんは誰ですか
- ひとことコメント
id:whose / 女
『リトル・ミス・サンシャイン』
『クワイエットルームにようこそ』
『14歳』王道系と、個人的に見ておいて良かったものと。今年は「これだ!」と思える作品はなくて、というより見たくてたまらなかった作品を逃してしまったことが多かったので、安心してすすめられる映画を二本、選びました。『リトル・ミス・サンシャイン』はひねくれているのに最後は笑顔になれる作品で、押し付けではない元気をもらいました。お兄さんがメレンゲのクボさんに似ていたことも印象的でした。昨年の年末公開ということで大丈夫かちょっと心配。
『クワイエットルームにようこそ』は原作を読んでいないので違いはわからないのですが、笑えるけれど切ない、甘くて苦いバランスが良かったです。
最後の『14歳』、これは人にすすめるのはちょっとはばかられるのですが、私と同世代の、キレる14歳が話題になった頃に思春期だった人たちにとってはぐさっとくる作品だったと思うので、見て良かった、と思っています。教えられる、判断される立場であの頃14歳だった私たちが教える、判断して判断される立場になった今だからこそ抱えてしまう深い闇がありました。あの頃の気持ちはもうわからないけれど、わからないからこそ描こうとしているもどかしさがじわじわと染みて痛かったです。
『14歳』の中の、昔のタイプの教師であるところの香川さんが白いポロシャツのようなものを着ていて、はっきりと下に着ている白いタンクトップが透けていたところ。あのリアルさにぞくっときました。昨年に引き続いて香川さんの魅力にやられっぱなしです。
『星影のワルツ』の喜味こいしさん。哀愁のあるおじいさんの色気がもう!
いつまでもやっているからいいやと思っていたら上映終了、ということが多くて困りました。 もっと劇場に行きたいのになかなかタイミングが合わなくて、ソフト化されてしまったものもあるのですが、やはり映画は映画館で見たい、という気持ちが強くなってきました。来年はもっと積極的に足を運びたいです。
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ひさしぶりに無気力さんがいらっしゃって、おもてなしをするためもろもろのことを無へと帰しました。音楽よりも会話を耳に入れたい時があって、変わっているようで変わっていない人たちに囲まれると、自分が今どこにいるのかさえわからなくなってしまいました。
底冷えする夜明け前の坂を自転車で下っていたら猫。急ブレーキをかけて止まって手をさしのべたらするりと顔をなすりつけてきました。産んだ子どもたちは皆どこかへともらわれていって、彼女はたった一匹で寒い空の下、誰かを待ち続けているかのようにあたりを見回していました。抱き上げてもおとなしく喉を鳴らしていて、思わずぎゅっと抱きしめてしまったのは寒さのせいだけではありません。