ファイナンシャル・インテリジェンスを伸ばす
金持ち父さんの予言
ファンド・マネージャーにお金を託し、その人がうまくやってくれるように祈るだけではファイナンシャル・インテリジェンスは身に付かない。ファイナンシャル教育への投資は初期の段階では見返りが無いかもしれないが、あとになって見返りがある。p.199
キヨサキ氏が口をすっぱくして言っている言葉、”ファイナンシャル。インテリジェンスを伸ばしなさい”はここでも炸裂していました。
今日はその中でも始めて聞いた言葉を紹介します。変額年金の一種でCシェア・アニュイティーという投資商品だそうです。余裕資金が遊んでいる場合、次の不動産が見つかるまでの短期間の間、銀行口座に入れる代わりに同投資商品を利用するそうです。
銀行の2%の利子(アメリカの場合)よりも高い、3.7%の利子が付くそうです。ただし、彼にしてみると3%と言う数字は相当低いことを強調していました。その投資商品は流動性が高いため、一時保管として利用し45%のROIが望める不動産が見つかるとすぐに投資してしまうそうです。この本を読むと本当に圧倒されます。彼にしてみると、45%のROIのある不動産は通常なのだそうです。自分と彼のファイナンシャル・インテリジェンスの高さにただただ脱帽するばかりです。
そういえば以前ますくさんに教えていただいて気になっていたETFの空売り情報を見つけましたので紹介します。
空売り規制の見直し
ETFの価格が信頼性の高いものであるためには、ETFと現物株式若しくはETFと指数先物間での裁定取引、ヘッジ取引がスムーズに行われる制度が必要となります。
今般、ETFが東証に上場することに合わせて、これらの売買がスムーズに行われるための流通制度を整備すべく「有価証券の空売りに関する内閣府令」が改正されました。
ETFの商品性や取引の性格に鑑み、具体的には以下の取引については明示義務・価格規制の適用除外となります。・ ETFを株券へ交換請求している場合における当該株券の空売り
・ ETFの追加設定を請求している場合における当該ETFの空売りまた、以下の取引については価格規制のみ適用除外となります。(明示義務はかかります。)
・ ETFと株価指数先物取引との裁定・ヘッジ取引を行う場合の当該ETFの空売り
・ ETFと株券との裁定・ヘッジ取引を行う場合の当該ETF又は株券の空売り
・ ETFの価格を対象株価指数に平準化させるために行う当該ETFの空売り