Modtone Mini-Mod Delay レビューします!


Modtoneから間もなく発売となる、Mini Modシリーズ
ラインナップされている6種類は、どれもびっくりするほどの機能性と高い品質を持ったモデルですが、中でも、コストパフォーマンスという面で群を抜いているのが、このMini-Mod Delay MTM-DLYです。

このMTM-DLYは、非常に珍しい、ミニサイズのディレイペダルです。
Mini-Modシリーズ全機種に共通する、トゥルーバイパススイッチングやミニサイズでありながら電池駆動に対応するなど、高い使用感を実現。

デジタルチップとアナログ回路を組み合わせた、ハイブリッドタイプのディレイペダル。近年、ハンドメイド系のエフェクターを中心に普及してきたタイプのディレイです。

このスタイルの特徴は、ディレイの残響がとにかく自然なことです。BBDを使ったフルアナログディレイは独特の味わいがあり、またDSPによるデジタルディレイは正確さ、精巧さのある残響を作ります。
ハイブリッドタイプは、まさにこの中間的な音色です。デジタルチップによる、入力音を高い再現性で反響させる効果と、デジタルフィルターでは作ることの出来ない、本物のアナログ回路ならではの、若干ルーズな反響。それが合わさった音色となります。
弾いてみると、あまりに自然な音色で違和感を全く感じないため、逆にあれ?と思われるかも知れませんが、よほどの過剰な演出を求めたり、細かく正確にディレイタイムを刻む必要がない、いわゆる普通に残響を付けるための使い方としては、最も使いやすいタイプのディレイサウンドです。

MTM-DLYは、多くのデジタルディレイが持つような超ロングタイムディレイには対応しません。正確なディレイタイムは公表されていませんが、最大で300〜400ms程度かと思います。音色に残響を付加したり、付点8分ディレイとして使用する分には十分なディレイタイムです。

また、Repeatノブを高く設定すれば、アナログディレイのように自己発振させた音色を作ることもできます。発振した状態でTimeノブを動かすことで、ビンテージなアナログディレイと同様の効果を得られます。

必要十分なコントロールノブ、高品質なディレイサウンド、さらにミニサイズでトゥルーバイパス、しかもお手頃。こんなディレイペダル、いままであったでしょうか。

もうすぐ発売となりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
 
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