ズッキーニde食中毒に注意


http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20140910-OYTNT50289.html

人気食材の夏野菜「ズッキーニ」を食べ、下痢や腹痛などの中毒症状を訴えたケースが、今年7月に県備前保健所管内で発生していたことがわかった。ウリ科植物にまれに含まれる植物性自然毒「ククルビタシン」が原因とみられ、同保健所は「強い苦味があるので、調理前の味見で確認して」と注意を促している。(安田弘司)

中略

 保健所で調べたところ、使用されたズッキーニは産地が同じで、生産者に同様の苦情が2件あったことが判明。通常はない苦味を発症者が感じており、保健所は苦味成分のククルビタシンが原因とみている。

 ククルビタシンはズッキーニのほか、キュウリやカボチャ、メロン、ヒョウタンなどウリ科の植物に含まれている。含有量が多くなると、嘔吐おうとや腹痛、下痢、手足のしびれといった症状が出る場合がある。

 同様の事例は、観賞用ヒョウタンやユウガオの実などで報告されている。ただし、ウリ科でもゴーヤ(ニガウリ)の苦味は成分が異なるため、食中毒症状は起きないという。


そういや、かんぴょうとひょうたんを勘違いして、という事例があったように思いましたが。
しかしこのククルビタシン、加熱してもダメなのか・・・。

「児童28人が嘔吐や腹痛!ヒョウタンやカンピョウの毒の恐怖とは」
http://boukenka.info/post-282/

瓢箪(ヒョウタン)を干すと、干瓢(カンピョウ)となる、と。
同じひょうたんでも、品種が違うんですね。


今回のズッキーニ、同じ畑で収穫されたもの、ということなので肥料や土、気候条件なんかが絡んでいるのかもしれませんね。まさか、となりにひょうたんが植わってて交雑して、とかじゃないよね。うちのやつも味見してみようっと。



写真は唐辛子。こやつも近くにピーマンとかししとうがいると辛くしちゃいます・・・と思ったらストレスが主な原因だそうで。

「辛いシシトウ何でできるの?」
http://www.ja-gp-fukuoka.jp/education/akiba-hakase/001/022.html


高温、乾燥などのストレスがかかったり、生育日数が長かったりすると辛くなる場合がある、と。へええ。