地を這うさんま

少し前のことですが、ナイアガラーの聖地と言われる武蔵小山のライブハウス「アゲイン」でまた1つの伝説が生まれました。


それは先月18日のこと。


ノンジャンル弦楽カルテットMoment String Quartetによる大瀧詠一トリビュートライブでのこと。
この日のライブはこの弦カルが1年間取り組んできた大瀧詠一特集の集大成と銘打ったこともあって、会場は盛況。そして豪華ゲストが続々と登場するという贅沢なライブでした。


まずはThe 東南西北のヴォーカル、久保田洋司さんが登場し、映画「微熱少年」で使用された「君の名前を呼びたい」を演奏します。


そして次のゲストは杉真理さん。
Niagara Triangle vol.2より「Nobody」を唄います。
既にこの辺でお客さんもかなり盛り上がっていました。


さらに須藤薫さんもアゲインオーナーの石川さんにより紹介され、残念ながら歌うことはありませんでしたが、アゲインの上にあるCDショップ「ペットサウンズレコード」の店長さんとの関係などを語ってくださいました。


次は松尾清憲さんがアゲイン初登場。オーナーの石川さんも大興奮。代表曲「愛しのロージー」を披露していただきました。


そしてこの日のトリを飾ったのは大瀧さんとは師弟関係にある伊藤銀次さん。
「幸せにサヨナラ」を誕生秘話を交えつつ歌っていただきました。


このゲストの面々だけでも既に伝説の域に来ていますが、それで終わらなかったのがこの日のライブの真の伝説たる由縁。


最後の最後に大物新人「水炊週一」が満を持して登場。
この日最初にカルテットにより演奏された大瀧さん初期の名作「空飛ぶくじら」に対するアンサーソング「地を這うさんま」を披露していただきました。


この日の様子は伊藤銀次さんのブログの方に詳しいので、そちらをご覧いただければ「水炊週一」が何者かもわかるかと思います。http://ameblo.jp/ginji-ito/entry-11083182129.html?frm_src=thumb_module


しかもこの記事読んでいくと何気に僕のアレンジに対してお褒めの言葉があるではありませんか。
恐縮です。でもとても嬉しいです。銀次さん、ありがとうございます。