11:14

11:14 [DVD]

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 小品ではあるが、面白かった。深夜の11時14分に起きた事件が5つの物語で描かれ、それが一つの物語へと収斂していく。ひとつのストーリーが終わると、巻き戻しが入り、別の人物の視点から再び11時14分の事件へ向かってストーリーは進んでいく。因果応報の物語ともいえる。出演陣は、ヒラリー・スワンクバーバラ・ハーシーパトリック・スウェイジヘンリー・トーマスと役者も揃っている。
【参考】
IMDbの「11:14」紹介
 http://www.imdb.com/title/tt0331811/

レイチェル・リー・クック ( Rachael Leigh Cook )

 映画「11:14」で、事件のカギを握る米国的小ギャル、シェリーを演じている。ウィキペディアにも出ているから、結構、人気がある若手の様子。童顔で、10代かと思ったら、この映画(2003年製作)のときで、24歳だった。
【参考】
ウィキペディア、グーグルなどで見ると
 wikipedia:レイチェル・リー・クック
 google:レイチェル・リー・クック]  [amazon:レイチェル・リー・クック
 google:Rachael Leigh Cook]  [amazon:Rachael Leigh Cook

木村和美「ポジティブ・イングリッシュのすすめ」

 本田直之の「レバレッジ英語勉強法」で推薦されていて、読んでみたのだが、これが面白かった。英語の本としても面白いし、米国文化論から見てても、面白い。米国は「ほめる文化」なんだなあ。米国人には、訳が分からないくらい自信家がいるけど、これって、この文化が育てているんだなあ。しかし、ほめて育てるのは大切かも。そうした視点で英語を見直すと、だから、こういう言い回しやこういう表現が多いのかと、英会話のノウハウも見えてくる。政治家らからセレブまで、ポジティブ表現の例が出てくるのも面白かった。このあたり、梅田望夫の「ウェブ時代 5つの定理」に通じるものがある。あの本も、英語の原文も引用されていたから、ウェブ時代のポジティブ・イングリッシュ集でもあったから。