シュトゥットガルト・岡崎。チームは勝利したが、Goal.comの評価では「5.0」と調子は今ひとつ

30日に行われたブンデスリーガ第8節、カイザースラウテルンシュトゥットガルトの一戦は、2-0でアウェーのシュトゥットガルトが勝利を収めた。シュトゥットガルトFW岡崎慎司は、5試合連続となる先発出場を果たしたもののゴールはなく、72分にベンチへ下がっている。

 ブンデスリーガシュトゥットガルトはアウェーの試合で勝利を収める。岡崎は先発出場で、レギュラーとしての地位を固めてきたようだが、Goal.comの選手レーティングでは「5.0」と評価は今ひとつ。やはりフォワードは点を取らないと、評価されないのだなあ。
カイザースラウテルンシュトゥットガルト レポートと選手レイティング - Goal.com => http://bit.ly/oBnvXS

岡崎慎司物語 (ライバルKC)

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運命を分けたザイル2

運命を分けたザイル2 [DVD]

運命を分けたザイル2 [DVD]

 「2」と付いているが、「運命を分けたザイル」の続編でもあり、そうでもないような映画。「運命を分けたザイル」はジョー・シンプソンの「死のクレバス」を原作に、アンデス氷壁でクレバスに落下、奇跡の生還を果たしたシンプソンの遭難劇を本人のインタビューと再現ドラマで構成した映画。一方、こちらの「2」も、シンプソンのインタビューと再現ドラマで展開されるが、描かれるのは1936年に起きたアイガー北壁でのトニー・クルツの遭難。シンプソンは自らもアイガー北壁の遭難現場に立ち、アイガー北壁に挑み、散っていったドイツとオーストリアの若者たちの物語を追体験していく。
アイガー北壁 [DVD] この遭難、映画「アイガー北壁」でも描かれた悲劇だが、こちらの映画の場合はドラマティックな構成にするために、フィクションも入っている。「ザイル2」のほうは、シンプソンの登山家人生の回想と平行して、アイガー北壁がどれだけ厳しい自然環境にあり、そのなかで、どのようにクルツたちが遭難していったのかを追っていく。若い登山家たちがプライドから土壇場まで助けを求めなかったこともシンプソンが解説すると、その心情は理解できるし、救助隊も実際は劇映画よりも迅速に動いていたことわかる。極寒のなかでザイルに宙吊りになったまま息絶えるクルツの気持ちは、自身もアンデス氷壁で同じような体験をしたシンプソンにはよくわかるのだろう。
 この映画の映像を見ていると、アイガー北壁の厳しさに恐怖を感じるとともに、その美しさにも目を奪われる。山の魔力を教えてくれる映画ともいえる。
運命を分けたザイル [DVD] 死のクレバス―アンデス氷壁の遭難 (岩波現代文庫)