うさぎ年だけど・・・

新年あけましておめでとうございます。



2011年があけましたね〜今年はうさぎ年!
そんな中、私の友人は子ネコを拾ったそうで…


ワタクシがそのネコですが、何か?


名前は「ゆず」。すでに子ネコで部長の風格。
新しい家族(ネコ)と一緒のお正月、いいなぁ。



最近はネコカフェなども人気だそうで、ネコをなでなでしながら、カフェでまったり…の冬にも憧れます。カフェもいいけど、ちょっと大人の雰囲気で、大佛次郎記念館のスポット展示「大佛次郎の日日是れ猫」を見に行くのも良さそう。


大佛次郎さんは、にゃんと!500匹以上のネコと暮らしていたらしい。
中学校のときの友達、真理ちゃんの家でニワトリを3000羽飼っていたけれど、それは養鶏所だからだし…。

次郎さんの作品(エッセイや物語)には、ネコが登場するものが多いそうだ。
開催中のスポット展示では、永光作「猫の湯屋」の模型やおもちゃ絵、猫を描いた作品の直筆原稿、ネコの写真なども展示されているとか。興味深し…


スポット展示「大佛次郎の日日是れ猫」 
開催中〜3月27日まで 
会場:大佛次郎記念館 2階特設コーナー

暇さえあればiPhoneな人 ・・・

1月4日の讀賣新聞に、劇作家・演出家の長塚圭史さんのコラムで
「暇さえあればiPhoneな人」というくだりがあり、ギクリとしました。


私 そらまめ は、最近「すっかりiPhoneな人」。
気になることはすぐiPhoneでチェック。
ニュースもレシピも、音楽も動画も、歯医者の予約も旅行の計画も。。。。
スマートフォン、恐るべし便利さです。


でもでも、その便利さと引き換えにきっと何かを・・・と思い始めると、
なんだか漠然とコワクなる そらまめ です。



そんな折、
文化庁メディア芸術祭巡回企画展 in 横浜人形の家」へ行ってきました。
私のお目当ては「ヨコハマ・アートナビ」でもご紹介した大川原亮さんのアニメーション上映です。

大川原亮《アニマルダンス》2009年、5分10秒、アニメーション


劇場の大きなスクリーンを前に座って見る「アニマルダンス」。
大きなスクリーンを前にするとなんだか心地よい緊張が走りますね。
大川原さんのほかの作品である「insomniac」や「オーケストラ」も上映され、どれも迫力があり
一度見たことがあるのに、スクリーンで見るとまた違った新鮮さがありました。
ドキドキしながらスクリーンで見る。やはりこうでなきゃ!


「アニマルダンス」の絵コンテが入り口に展示されていました。

大川原さんの制作中のメモがびっしり隅々にまで書かれていて、あふれる情熱にちょっと感動。
私たち見る側は、再生ボタンをポチっと押せばアニメーションが簡単に見られるけど、
作品になるまでの作家の膨大な作業といったら・・・。
簡単さに慣れた自分は、なんだか・・・。


別の展示室では、松尾高弘さんの作品が。

松尾高弘「Floating Light」

暗い室内に映し出されたイラストの前で、“魔法の指輪”をはめた手をぱっと広げると、
手のひらから光の玉がポロロンっと出てくる(ように写る)んです。
子どもの頃にあこがれた魔法使いの女の子になれた瞬間!
何度もグーパーして胸がいっぱいに。。。
こんな粋なしかけを考えた松尾さん、ステキです。


カフェでは、うだひろえさんのデジタルコミック「ラス☆チル〜昭和さいごのコドモ〜」の原画が。

昭和なネタに同感しっぱなしでした。
ちなみにうださんは、横浜市磯子区にあるドッグカフェuda2cafe』のオーナーなんですって。お近くの方はぜひぜひ。


ピッとやればパッと出る、そんなスピードを競う世の中で、
作家のみなさんの時間をかけた熱い手仕事にひたすら感動した そらまめ でした。


文化庁メディア芸術祭巡回企画展 in 横浜人形の家
2010年12月19日(日)〜2011年1月10日(月・祝)
http://yokohama-doll.museum.or.jp/about/media