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現代教育新聞webサイトhttp://www.gks.co.jp/interview/talent/talent.htmlソニンさん。
  

ライバルは“自分”とことん挑戦の行動派
 冬の透明な光を吸い込んで長い髪がさらさらと揺れる。きりっとした意志の強さが瞳から溢れている。「私の精神年齢は35歳」と笑うソニンさんは、若葉の枝を伸ばしている最中の23歳だ。

 芸能界デビューのきっかけは8年前。少女4人の人気グループ「スピード」の大ファンで、ライブに行ったことが転機になった。「生のパワーってもの凄い!私も舞台に立って歌いたい!」と心に決めた。「オーディションは親に内緒で勝手に受けました。親に話したのは一次合格して二次に行く時です。歌手になろうと思ったから、すぐに行動を起こしたんです」と涼しげに言ってのける行動派である。

 三人兄弟の末っ子で、「顔も性格も血液型も自分と似てる」と父から可愛がられた。「成績が悪くても、ちょっと上がったところをほめてくれたから嬉しかった。父はむやみに怒る人ではないが、礼儀には厳しかった」「『親に言う言い方ではない』と生意気だったからよく注意をされました」。今や愛娘のイベントや握手会に予告なく現れるご両親である。

 「好きなことや興味があることにはとことん挑戦する性格です」。学生時代、全日本英語スピーチコンテストで優勝した。きっかけは、親が送り込んだ英会話教室。そこで行われたスピーチ大会に出たのが楽しくて、いくつものスピーチコンテストに挑戦した。「体育、音楽、美術は得意科目であり大好き。数学と理科系も好き。苦手だったのは暗記もの」と言うが、今は台詞の暗記もなんでもござれだ。
 今活躍中の舞台では「徹底して役になりきってないとだめ」「何回も何回も稽古をしても本番になると何があるかわからない。役者さんの出してくる空気が毎回違うんです。相手が変わるとこちらも変わります」「例えばご飯を普通に食べているシーンがある。ところが何かのはずみでスプーンがパーンと飛んできた。そんな時、どういう行動をとるのかは役がわかっていないとできない」。う?ん、なるほど。

 人生を切り拓く秘訣は、「まず自信を持つこと。自信を持つためにはこれで私はいけると思うまで、たくさんの努力をすること。その努力をしていけば自然とその努力を認めてくれる人が出てくる」。
「困難にぶつかったら落ち込むことは正常。それは人間として、さらに素敵な人間になるための成長の合図なんです。これからもっと素敵になるために、ここでさらにつらさを噛み締めてくださいというメッセージだと受けとる」「よっしゃ!ここを乗り越えてみせるぞと、プラス思考で努力をしています」。

 自分一人では解決できないことがあると友だちに話す。「話すと楽になるし、違う考え方を知ることもある。つらいとどうしても視野が狭くなりがちで、それを広げてほしいから」。  ソニンさんの気がかりの一つは、いじめ問題などに悩む子どもたちだ。「人は一人では何もできないので、誰かに相談する勇気を持ってほしい。親に相談できる環境を作ってほしいです。大人は愛情を持って、なぜいじめがいけないか自殺がいけないか教えてあげてほしい」。

 ソニンさんが大切にしている言葉は「自分に負けるな」。そう思って前に進まないと強くならない。でも今は「自分に勝とう」。「ライバルはあくまでも自分でありたい」とまっすぐに前をむいて言い切った。今後の成長と活躍が楽しみなしなやかで強靭な若木である。

掲載されてそれなりの日数が経過しているようです。
僕は初めて見たけど、すでにどなたかが紹介済かもしれません。

WOWOW「エキサイトマッチ」


かつて拳を交えたレノックス・ルイスとビタリ・クリチコが、セレモニーに並んで登場。

オースチン、下から見るとジョー・フレイジャーにそっくり!


2R、クリチコの左フック3発でオースチンをあっさりKO。
クリチコの鬼神のごとき強さと、かつてのヘビー級王国アメリカの凋落が際立った一戦になりました。