山梨エコユースフォーラム前代表・諏訪部さんインタビュー

山梨エコユースフォーラムとは、山梨の学生の環境活動への意識向上を目標違った視点から活動しており、「エコを楽しく」をモットーに日々活動をしている団体です。

昨年12月に開催された全国大学生環境活動コンテスト(通称 ecocon2010)に出場、見事グランプリ・環境大臣賞を受賞したということもあり、今回は山梨エコユースフォーラムの前代表、諏訪部景子さんにインタビューをさせていただきました。


コンテストの様子

全国大学生環境活動コンテストとは、今年で第8回目の開催という比較的新しい大会で、山梨エコユースフォーラムは今回で3回目の出場。「斬新」「巻き込む」「信頼」というテーマのもとに、日々環境活動を行っている51団体が集いました。

大会参加者は、普段の活動内容を5分にまとめて発表。発表準備の過程において、自分たちの活動をより深く掘り下げて理解するということは、「活動の本質について改めて振り返る絶好の機会となり、質疑応答、意見交換を行うなかで様々な指摘やアドバイスを受けることにより、参加者は自分では気づかないような活動の新たな魅力や欠点にも気づくことができる」そうです。

全国グランプリに至るまで

しかし、エコユースフォーラムがグランプリを受賞するまでには多くの苦労があったそうです。特に、組織の運営面ではどのようにメンバーのモチベーションを保ち、マネジメントしていくかということは大きな課題であったそうです。
やはり、その中で大事なのは”仲間”の存在と”楽しむ“という視点だと諏訪部さんはおっしゃっていました。そこに自分の居場所があることで、組織内での自分の役割を見出すことができますし、楽しいからこそ活動をし続けることができます。このことをうまく実践しているからこそ、エコユースフォーラムは環境大臣賞を受賞することができたのではないか思います。
ちなみに、エコユースフォーラムではそのためにサポート部となるものを立ち上げ、組織運営を行う上で大きな役割を果たしているそうです。
メンバーを上手くサポートしつつ、どんな時も協力的に物事を対処しようとするリーダー像を、諏訪部さんからは感じ取ることができました。

後輩達へのメッセージ

そんな、諏訪部元代表が今後のエコユースに望むことは、これからは役職が交代し今まで三年生が行っていた様々な仕事や重責が今の一年、二年にふりかかるが”やらなきゃ”ではなく”やりたいからやる”という気持ちを失わずにいてほしいということ、エココンで優勝したからといってあまり気負わずに今まで通り”楽しく”をモットーに活動していってほしいそうです。

主なインタビューの内容はここまでです。

こんな素晴らしいリーダーのいたエコユース、きっとこれからも”楽しく”をモットーに環境啓発活動をしていってくれることと思います。
これからのエコユースの活動に目がはなせませんね。
我々エコジャーナルも今後もエコユースの活動をどんどん記事にしていきたいと思います。
それではまた・・

文責:エコジャーナル二年一同