レヴュー:魔界戦記ディスガイア2

終了。

ラピュセル→ディスガイア→ファントムブレイヴと画期的な速度で進化したこのシリーズも、ファントムキングダムで停滞し、今作で一歩後退した印象。逆に言えば、アトリエシリーズといい、この路線といい、良く延命している。作り手が拘りを持って作品に向き合っている証明。

肝心のやり込み要素が、面白さを面倒さが上回ってしまった感は否めない。仕方ないことだが、根底を覆すような新しい遊び方は提示できておらず、そうなると必然どんどん複雑化するのみ。その点においてはシンプルに留めて面白さを提示するセンスは相変わらず流石。だが、繰り返すようだがそろそろ限界だろう。次の一手は一連のやり込み路線を否定するところから始めないと、ワイルドアームズシリーズのような悪循環に陥る。

いろんな意味で次の作品は注目。点数は7点です(10点満点)。

次はヴァルキリープロファイル2です。

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