ウィークエンド・ラブ

英国総選挙の結果、保守党、労働党ともに過半数に届かず、連立政権になるのか、少数与党内閣になるのか、この週末で調整がなされることでしょう。
それはともかくとして、選挙戦終盤に失言で大失態を演じたブラウン首相が、ＴＶ党首討論後に、元々労働党の地盤である選挙区に応援に入っているというニュースをＢＢＣで観た時、それが、あの懐かしいグレンダ・ジャクソン候補の選挙区だったのを思い出しました。

私は、何を隠そう高校生の時にＴＶで映画「ウィークエンド・ラブ」（1973）を観て以来の隠れグレンダファン（？）であります。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/2089071.stm
http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD12445/index.html
http://en.wikipedia.org/wiki/A_Touch_of_Class_%28film%29
ということで、結果はいかに、と思ってみたら、何と大接戦。たったの42票差で辛くも当選（グレンダ17,332票、保守党候補17,290票）。このＨＰをよく見ると、前回も自民党候補と大接戦だったのですね。今回は選挙区の見直しもあったようで、事前の予想より保守党候補が健闘した結果もあって現職の地力で鼻の差の勝利につながったのでしょう。
明日、5月9日がグレンダの74歳の誕生日なので、本当によかったですね。おめでとう、そしてお疲れさまでした。
http://news.bbc.co.uk/2/shared/election2010/results/constituency/b99.stm

A Touch Of Class: Original Motion Picture Soundtrack Recording

どこかで聴いた曲 All That Love Went to Waste [Instrumental]
http://www.amazon.com/gp/recsradio/radio/B000000PI0/ref=pd_krex_listen_dp_img?ie=UTF8&refTagSuffix=dp_img

（後記）
映画の字幕がない作品はあらすじが日本語で読める本を事前、あるいは事後に読むことにしました。
本作「ウィークエンド・ラブ」のあらすじはこの本に載っています。

スクリーンの中に英国が見える