奇跡の人

三重苦ヘレンケラーの物語を津軽で展開。教師役の去場安が主役。6歳の野生児れんに意思疎通から教育を始める。旧家の抵抗、両親との葛藤を繰り返しながら、最後は必死の思いが通じ奇跡を導く。重要な役柄が、盲目の三味線弾きである少女キワ。はじめての友人の存在が、大きく寄与する。感動の一作。一気に読破。