旧暦、「閏五月朔日」。正真正銘の「五月(さつき)晴れ」でした。

テントウムシの翅に映った、青空と白い

起きてみると久しぶりに朝日が差しています。昨夜来の大雨が、すっかり上がりました。
早朝の大雨は、21ミリ。昨日の10.5ミリを加えると31.5ミリのまとまった量になりました。
画像、軒下に1匹のテントウムシが…。
近づいて見て、気がつきました。光沢のある翅が鏡になって、なんと青空と白い雲が映っています。
「タマガワホトトギス(玉川杜鵑)」の花が咲き始めました。

『ブリタニカ』から、解説の一部を引用します。
〜黄色で紫褐色の斑点のある花が上向きに散房花序をなしてつき、葉の表面に毛がない。和名は黄色の花色をヤマブキの花に見立て、京都のヤマブキの名所である井手の玉川の名を取ったものといわれる。

今日は、旧暦、「閏五月朔日」
閏五月ということは、二度目の五月(さつき)です。
今日は、梅雨の晴れ間の青空です。
厳密な意味で、「五月(さつき)晴れ」とは「梅雨の晴れ間」のことを言います。従って、今日は、正真正銘の「五月(さつき)晴れ」ということになります。
因みに、今夜はお月さまがなく、「五月闇(さつきやみ)」です。

「閏月(うるうづき)」について、『ブリタニカ』の一部を引用します。
〜これを補正するため、平年は12ヵ月とし、2年ないし3年に1度ずつ閏月をおいて13ヵ月とする。古代中国の天文学の主力は、この閏月をいかに配置するかの研究にそそがれ、二十四節気との関連において19年に7回閏月を挿入する暦法が完成した。

今日は、気温がぐんぐん上がり、30.8度。
佐久市今年初の「真夏日を記録しました。
ありがたいことに、空気が乾いていて意外に凌ぎやすかったです。