「姨捨」「四十八枚田」…、終日、雨模様でした。

モダンな「姨捨駅舎」(21.9.30

研修二日目、今日も雨で始まりました。
まず、姨捨駅で列車の「スイッチバックに実際をみて、改めて急勾配に感心しました。
駅舎内の説形パネルに、蒸気機関車への給水や列車の行き違いの必要上…の説明があり、条件の厳しいこの地に駅を作った訳が分かりました。
画像、姨捨駅舎はなかなかモダンな建物です。
眼下に、小雨煙る棚田を見ながら、「姨石」や芭蕉の「面影塚」で有名な「長楽寺」に向かいました。

先ず、「姨石」に立ち、「姨石」を見上げながら、「姨捨伝説」の様子を想像しました。
そして、「芭蕉面影塚」の前に立ち、「おもかげや姨ひとりなく月の友」の説明を読みました。

足もとに茸が群生…。
俗称、「やぶたけ」「ナラタケモドキ」と思われます。
ありふれた食用菌ですが、さすがに誰も採っていきません。



「四十八枚田」は、「田毎(たごと)の月」で、有名な棚田です。
平成11年、棚田としては全国ではじめて国の名称に指定され、また全国の棚田百選にも選ばれました。近年、オーナー制度で人気のようです。

終わりに、味噌蔵を見学しみそ汁をいただいて、直売所でお土産を求めました。
雨でしっとりと落ち着いた、楽しい研修会でした。

アメダスによると、佐久市では日照なし、気温は18.1度と涼しく、雨量は11ミリとまとまった量になりました。