氷雨降り、落葉が進みました。

「サンゴカクモミジ(珊瑚閣紅葉)」の

どんより曇り空、雨模様の朝です。
シデコブシ(垂拳)」の濡れた黄葉が、落ちています。気づかない間に、落ち葉がずいぶん進みました。
画像、「サンゴカクモミジ(珊瑚閣紅葉)」の黄葉です。珊瑚の名にしては意外ですが、やっぱり葉柄は赤色です。
「ベニシダレ(紅枝垂れ)」もしっとり濡れています。

冷たい雨が降りだして、風がないのに落葉が進みます。これから、冬景色になる中で、赤い実を着ける常緑樹はありがたい存在です。
「コトネアスターです。

軒下の花台には「秋咲きサフラン」が開花して、珍しい花を見せてくれています。


雌しべの赤い柱頭部分は、ご存知、パエリア等の着色料になるものです。
先日4日、偶然にテレビで、イタリアの世界遺産サン・ジミニャーノを視聴しました。
中世に、良質のサフランを産し、富をなした街とのことでした。
昔は、天然の薬用・香辛料などがいかに貴重品だったかがよく分かりました。
数年前、本場スペインで食べた「パエリア」が懐かしく思い出されました。