オープンガーデンを見学しました。

わが家のカルミア・オスボレット。(25.

今日は暦の上の「入梅(にゅうばい)」、つまり「梅雨入り」です。
今年の梅雨入りは先月の29日、観測史上3番目の早さでした。
気象情報に現れた「台風3号」の影響か、久しぶりに梅雨空になる予報です。
アメダス、最低気温は15.8度(5時)、予想最高気温は25度(マイナス1度)。
一日中、曇りの予報です。ほんとうに一雨が欲しいです。
朝から、「市民交流ひろば」の参考のための見学会です。
画像、わが家の「カルミアアメリカ石楠花)・オスボレット」です。

先ず、「サムズガーデン」を見学…、オーナーの内川進さんが案内してくださいました。

エゴノキの株立ち樹が、シャンデリアのように白い花を一斉につり下げていました。
まさに、シンボルツリーです。正面には、「コブシ(辛夷)」の大木が見えました。
今は青葉ですが、花の時期にはさぞ見事だろうなー。
ネット検索すると、「標高900mの丘陵地、敷地面積1400坪、1000種類の花々が咲き誇ります。」とありました。
ハニーサックル・ロニセラ、和名は「突き抜き忍冬」、見事でした。若い頃、育てていたことを懐かしく思い出しました。

続いて、「和久井ガーデン」を見学しました。
オーナーの和久井道夫さんは、小諸の「停車場ガーデン」を作った庭師で、
『信州で楽しむナチュラルガーデン』の著書もあります。
丘陵地を巧みに生かしたガーデンです。
メタセコイア」の巨木は自然樹形で、辺りの風景にうまくマッチしています。

足元に、どこかで見覚えのある大きな葉が…。ギリシャ、ゼウスの神殿…、が思い浮かびました。

お尋ねすると、アカンサス。思い出しました。
辞書には、「キツネノマゴ科の大型多年草南欧原産。葉は楕円形で羽状深裂。
古代ギリシャ・ローマの建築では、この葉を柱頭文様とした。
」とあります。
ハナノキ(花楓)」も植えられていました
長野県内でも分布が限られた、興味深い樹木です。

小諸駅前の「停車場ガーデン」で、昼食をいただきました。
庭園を作った和久井さんから、丁寧な説明をいただきました。
隣接の、「せせらぎの丘」も見学しました。
浅間山麓に分布している植物の再現、大いに参考にしたいと思いました。

一旦、市民交流ひろば駐車場に戻りました。
ワークショップ仲間の「グリーンマーケット」を見学しました。
紅白の「ルピナス(昇り藤)」が目に飛び込みました。

実に、インパクトがあります。
「スターフロックス」やピンクの「月見草」など、ポット苗を買い求めました。
たくさんの植物に、身も心も癒されたかけがえのない一日でした。
4時頃帰宅し、しばらくすると一雨ありました。
今日の最高気温は22.6度(13時)。意外に凌ぎやすい日でした。
長野市では、30度近くまで上がったそうです。
残念なことに、「皐月三日」の三日月さまはあきらめました。