個人情報の管理とか名簿業者の問題など、報じられたり論じられている問題とは別に、こういうことが起きる今の社会、ということも感じています。
インターネット検索で上位に来ることで、人の目を引きつけるようなことをわざとやって(釣って)、といった、目立つこと、人々にリーチすることが、即、成功につながるという意識、傾向が(確かにそういう面はあるのですが)、最近、特に
強くなってきている気がします。手っ取り早く結果を求める、出そうとする、そのためには多少荒っぽい手段でもやむを得ない、といった方向に流れているような気もします。ビッグデータが宝の山、という時代にあっては、そういう傾向は、徐々に、ではなく、爆発的に進みつつあるのでしょう。
こつこつと勉強、努力して、中味を充実させて、時間がかかっても徐々に人々に浸透していく、そうして浸透したものが安定して長く人々に支持、利用される、といったことが、軽視されつつあるようで気になります。とは言え、我々は、もう後戻りのできない社会に生きていて、今後も、手っ取り早く結果を出す、金になるための、こうした事件が繰り返されるのだろうと思うと、寂しい気持ちになってきます。
情報化社会の明と暗、特に暗部の深さや広がり、ということを感じますね。
2014年07月10日のツイート
@yjochi: 急ぎの案件で、急遽、今日、現地に飛び明日戻るのだが、明日、東京へ戻る飛行機が飛ぶかどうか。
@yjochi: 事実認定を学ぶ上での好著。→@nippyo: 【新刊】『刑事裁判ものがたり』(渡部保夫/著 日弁連法務研究財団/編)好評発売中! 判事時代に接したえん罪2事件について、裁判批判と事実認定のあり方を語った名講演録『刑事裁判ものがたり』URL”