並べて意味づける

えーと、昨日宣言したからには何か書こうと思うんですけど、考えてみたらそんなに書くことない……。
金沢21世紀美術館は、「妹島和世西沢立衛SANAA)」という有名な建築家が設計したんだそうです。建築自体も、美術館としても、評価が高いみたい?です。その前に読んだ『ミュージアムの仕事 (太陽レクチャー・ブック)』に館長の秋元雄史氏のインタビューが載ってました。
とはいえ私は芸術には関心がない。のに、なんでそんな本を読んでるのかなあ……というのは自分でも不思議だったんですが、関心があるのは「モノを選んで並べて、意味づける行為」であるらしい。美術館というのは、並べる場所であると同時に、その建物自体が街に並べられたモノであるな。ほんとに街ん中、兼六園近くにあります。こんなとこ、前に何があったんだろう……。
とゆーのはともかく、たまには行動しましょうかね、ってことで、重い腰を上げて出かけたら、筋肉痛に……。
で、けっきょく、やっぱり、わかんなかった、んですけどね……。というか私は何をわかりたいのか……。
ミュージアムショップ内で立ち読みした西沢立衛氏の本に、学生がレポートでプロの記者みたいにきっちりしたこと書いてくるけど、建築の見方なんか人に習うなー、というようなことが書いてあって……えっ、この本を読むのはいいの?って思ったんだけど……。
うーん、それにしても、とっかかりがないよー。
私だったら、何を飾るかな、と考えてみたけど、思いつかない。っていうか、「飾る」は違うよな、たぶん。
もっと人が少ないときに行ってみたいけど。展示スペースのうち半分ぐらいが展示替え中だったし。
あ、そうだ、トイレがふつうだった!(←それはなにか重要なことなのか。)


「――人々が真に望んだものは、建物という器ではなく、その中に盛られた領域そのものだ」
「……領域?」
「建物固有の意味を持った空間、とでも言えばいいのだろうな。建築という行為は、ある種の魔術(マジイーア)の延長にあるものだ」

おまけ


金沢駅。110周年だそうです。このへんな門の後ろにガラスのドームがあって、その奥に駅舎本体。このへんは新しいです。金沢駅は自動改札じゃありません……。

犀星さんバス。

鏡花さんバス。もう一台、秋声さんバスがいらっしゃるのですが、お見かけしませんでした。観光地を巡回しているバスです。可愛いけど狭い。

尾山神社。なんか神社っぽくないけど神社。