今日の戦慄

職場の、ちょっと嫌味な感じだった人、最近、あたりがやわらかくなってきてまして、ふと、これってツンデレか、と思いついて、戦慄した。おっさんのリアルツンデレはいらんわ!

ツンデレの魅力って、それが、より強い、ほんとうの好意、に、感じられるところじゃないかな。
逆に言えば、「ほんとうの気持ちはなかなか言えない」という前提がある。強い好意だからこそ、拒否されるのがこわくて、言えない。
……と、いう、感情的なもののほかに、「真実は秘されるもの」という思い込みがあるように思えます。そして、「隠されているものは真実だ」という思い込みも。
なんだろうな、これ。
喜多尚江作品のどれか(おぼえてない)で、ひとの心をもてあそぶ(?)ような嘘をついた女の子が、それをなじられて、「…言えるよ ほんとうのことじゃなかったらなんだって言える」って返すシーンがあります。なんとなく、うろおぼえで、でもずっとおぼえている。