■ [GP][2004][belgium]第14戦ベルギーGPフリー走行三回目
悪天候、とくに濃霧のため救護ヘリが出動できず、このため十五分刻みでセッション開始が延期され、四十五分遅れが決定した時点で当セッションはキャンセルとなった。
■ [GP][2004][belgium]第14戦ベルギーGPフリー走行四回目
状況は変らず。まずセッション開始の十五分遅延、そこからさらに十分の遅延の発表があった。さらに五分の遅延。大丈夫だろうか。
セッション開始、与えられた時間はわずか十五分。ウェットコンディションを確かめるため、続々コースイン‥‥ザウバーと琢磨以外。おーい。あ、琢磨出た。
各車エクストリーム・ウェットタイヤを装着とのことで相当なヘビーウェットの様だ。パニスがコース上でストップか? いや、復帰した模様。
残り二分でブルーニのクラッシュにより赤旗中断、これでセッションは事実上終了。ブルーニは無事。
やあ、ひどい午前中だったな。
2004年第14戦 ベルギーGPフリー走行四回目結果
順位 | ドライバー | チーム | タイヤ | タイム | トップとの差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | R・バリチェッロ | フェラーリ | BS | 1'57.085 | 214.398km/h |
2 | M・シューマッハー | フェラーリ | BS | 1'57.906 | +0'00.821 |
3 | K・ライコネン | マクラーレン・メルセデス | Mi | 1'57.975 | +0'00.890 |
4 | G・フィジケラ | ザウバー・ペトロナス | BS | 1'58.138 | +0'01.053 |
5 | D・クルサード | マクラーレン・メルセデス | Mi | 1'58.434 | +0'01.349 |
6 | F・マッサ | ザウバー・ペトロナス | BS | 1'58.864 | +0'01.779 |
7 | J・バトン | BAR・ホンダ | Mi | 1'59.182 | +0'02.097 |
8 | J・トゥルーリ | ルノー | Mi | 1'59.519 | +0'02.434 |
9 | 佐藤琢磨 | BAR・ホンダ | Mi | 2'00.088 | +0'03.003 |
10 | F・アロンソ | ルノー | Mi | 2'01.475 | +0'04.390 |
11 | R・ゾンタ | トヨタ | Mi | 2'02.175 | +0'05.090 |
12 | C・クリエン | ジャガー・コスワース | Mi | 2'02.411 | +0'05.326 |
13 | M・ウェバー | ジャガー・コスワース | Mi | 2'02.501 | +0'05.416 |
14 | J・P・モントヤ | ウィリアムズ・BMW | Mi | 2'02.559 | +0'05.474 |
15 | O・パニス | トヨタ | Mi | 2'02.592 | +0'05.507 |
16 | N・ハイドフェルト | ジョーダン・フォード | BS | 2'03.556 | +0'06.471 |
17 | G・パンターノ | ジョーダン・フォード | BS | 2'04.131 | +0'07.046 |
18 | G・ブルーニ | ミナルディ・コスワース | BS | 2'05.485 | +0'08.400 |
19 | A・ピッツォニア | ウィリアムズ・BMW | Mi | 2'07.337 | +0'10.252 |
20 | Z・バウムガルトナー | ミナルディ・コスワース | BS | 2'09.428 | +0'12.343 |
■ [GP][2004][belgium]公式予選一回目(8/28) 天候:(雨/ウェット)
路面は相当に濡れていて、当然ウェット宣言が出されている。しかし日曜は雨が降らないと予想されているため、各車とも基本セッティングはドライで行くそうだ。
マイケルのタイムは1'53.755、これに後続が追いつけない。とくに二セクで大幅に遅れを取るミシュラン勢、やはりタイヤの差は大きい様だ。ほとんど走った順に順位が落ちていく。路面状況も悪化しているのか。
フィジケラ、やはり二セクがミシュラン勢よりずつと速い。1'56.068だがここまでのミシュラン勢を下した。
十一番目に走行のパニスでついにタイムは二分オーバー。ここでセッション開始三十分が過ぎ、二時からの本予選というスケジュールには厳しそう。
ハイドフェルトはわずかにパニスを上回った。ここでもタイヤの効果は表れた。バウムガルトナーまでがパニスを上回った。いやお見事。
トゥルーリの走りを見てると、ルノーのTCSが変な音出してるな。やはり他とは違うシステムなのだろう。ウェットだとそれがよく分る。
ゾンタがスピンアウト、復帰はしたもののアタックは中止。
マッサが僅差でフィジケラを抜いて三番手に。うーん、凄いぞブリヂストン。
最後はライコネン、さて。一セクのタイムが出なかった。トランスポンダが壊れたか、中間タイムが全く分らなかったが記録は1'55.371、ミシュラン勢としては抜群の速さ、さすがはフィンランド人。
本予選の天候次第でどうなるかが全く読めないが、タイヤ差は大きいぞ。ミシュランに勝機はあるか。
2004年第14戦 ベルギーGP公式予選一回目結果
順位 | ドライバー | チーム | タイヤ | タイム | トップとの差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | M・シューマッハー | フェラーリ | BS | 1'53.755 | 220.674km/h |
2 | R・バリチェッロ | フェラーリ | BS | 1'54.913 | +0'01.158 |
3 | K・ライコネン | マクラーレン・メルセデス | Mi | 1'55.371 | +0'01.616 |
4 | F・マッサ | ザウバー・ペトロナス | BS | 1'56.057 | +0'02.302 |
5 | G・フィジケラ | ザウバー・ペトロナス | BS | 1'56.068 | +0'02.313 |
6 | J・P・モントヤ | ウィリアムズ・BMW | Mi | 1'56.842 | +0'03.087 |
7 | D・クルサード | マクラーレン・メルセデス | Mi | 1'56.994 | +0'03.239 |
8 | F・アロンソ | ルノー | Mi | 1'58.242 | +0'04.487 |
9 | J・トゥルーリ | ルノー | Mi | 1'58.606 | +0'04.851 |
10 | J・バトン | BAR・ホンダ | Mi | 1'58.837 | +0'05.082 |
11 | 佐藤琢磨 | BAR・ホンダ | Mi | 1'58.929 | +0'05.174 |
12 | A・ピッツォニア | ウィリアムズ・BMW | Mi | 1'59.100 | +0'05.345 |
13 | M・ウェバー | ジャガー・コスワース | Mi | 1'59.437 | +0'05.682 |
14 | G・パンターノ | ジョーダン・フォード | BS | 1'59.442 | +0'05.687 |
15 | C・クリエン | ジャガー・コスワース | Mi | 1'59.997 | +0'06.242 |
16 | N・ハイドフェルト | ジョーダン・フォード | BS | 2'00.166 | +0'06.411 |
17 | Z・バウムガルトナー | ミナルディ・コスワース | BS | 2'01.195 | +0'07.440 |
18 | O・パニス | トヨタ | Mi | 2'01.472 | +0'07.717 |
19 | G・ブルーニ | ミナルディ・コスワース | BS | 2'03.226 | +0'09.471 |
- | R・ゾンタ | トヨタ | Mi | - | - |
■ [GP][2004][belgium]公式予選二回目(8/28) 天候:(雨/ウェット)
- ゾンタ、スペアカーに乗換えて2'03.895。
- ブルーニ、2'02.651。
- パニス、1'59.552。
- バウムガルトナー、2'03.303。
- ハイドフェルト、2'02.645。雨が強くなってきたらしい。
- クリエン、2'01.246。
- パンターノ、2'03.833。
- ウェバー、1'58.729。さすが、というべきか。
- ピッツォニア、2'01.447。厳しい。
- 佐藤、2'01.813。ますます厳しい。
- バトン、2'00.237。やはり二セクで大きく遅れた。BARのここの遅さは致命的だな。
- トゥルーリ、タイカを軽いウェットに換えてきた。これで行けるコンディションなのか。速い、速いぞ。1'56.232。作戦成功。
- アロンソも同じタイヤ。1'56.686。
- クルサードも軽い方のタイヤだ。1'57.990。
- モントヤ、やはり軽いウェットで出たが、また雨足が強くなってきた様で、1'59.681。ついてない。
- フィジケラ、1'58.040。ヘビーウェット勢の中では最速四番手。
- マッサ、1'59.008。
- ライコネン、やはりタイムが表示されない。1'59.635、やはりコンディション的にこれが限界。
- バリチェッロ、二セク最速を叩き出しながらもバスストップでミスしてしまい、1'58.175。
- M・シューマッハー、1'56.304、わずかにトゥルーリには及ばず。
マイケルの前に立ちはだかるのは何故かトゥルーリ。気まぐれな天候のいたづらのためとはいえ、面白いことになった。
決勝はドライと言われているが、どうなることか。マイケルの連勝記録が続くか止まるか、目が離せない。
2004年第14戦
ベルギーGP公式予選二回目結果 |
順位 | ドライバー | チーム | タイヤ | タイム | トップとの差 |
---|---|---|---|---|---|
1 | J・トゥルーリ | ルノー | Mi | 1'56.232 | 215.972km/h |
2 | M・シューマッハー | フェラーリ | BS | 1'56.304 | +0'00.072 |
3 | F・アロンソ | ルノー | Mi | 1'56.686 | +0'00.454 |
4 | D・クルサード | マクラーレン・メルセデス | Mi | 1'57.990 | +0'01.758 |
5 | G・フィジケラ | ザウバー・ペトロナス | BS | 1'58.040 | +0'01.808 |
6 | R・バリチェッロ | フェラーリ | BS | 1'58.175 | +0'01.943 |
7 | M・ウェバー | ジャガー・コスワース | Mi | 1'58.729 | +0'02.497 |
8 | F・マッサ | ザウバー・ペトロナス | BS | 1'59.008 | +0'02.776 |
9 | O・パニス | トヨタ | Mi | 1'59.552 | +0'03.320 |
10 | K・ライコネン | マクラーレン・メルセデス | Mi | 1'59.635 | +0'03.403 |
11 | J・P・モントヤ | ウィリアムズ・BMW | Mi | 1'59.681 | +0'03.449 |
12 | J・バトン | BAR・ホンダ | Mi | 2'00.237 | +0'04.005 |
13 | C・クリエン | ジャガー・コスワース | Mi | 2'01.246 | +0'05.014 |
14 | A・ピッツォニア | ウィリアムズ・BMW | Mi | 2'01.447 | +0'05.215 |
15 | 佐藤琢磨 | BAR・ホンダ | Mi | 2'01.813 | +0'05.581 |
16 | N・ハイドフェルト | ジョーダン・フォード | BS | 2'02.645 | +0'06.413 |
17 | G・ブルーニ | ミナルディ・コスワース | BS | 2'02.651 | +0'06.419 |
18 | Z・バウムガルトナー | ミナルディ・コスワース | BS | 2'03.303 | +0'07.071 |
19 | G・パンターノ | ジョーダン・フォード | BS | 2'03.833 | +0'07.601 |
20 | R・ゾンタ | トヨタ | Mi | 2'03.895 | +0'07.663 |