大和但馬屋日記

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ワンフェス&コミケまとめ

帰省を間に挟んで、ワンフェスに始まりコミケに終つた夏休み。忘れないうちに感想を。

ワンフェス

スペースの密度も人の出も、とても歩き難かつた前回の冬に比べたら随分楽な印象だつた。冬のはあれか、ハルヒ効果か。よくわからんが、出展物も冬の「ハルヒ」一辺倒具合に比べると全体が何かのネタに支配されてる感じはなく、全体にバラけてゐた。それはそれでいいことだと思ふ。ただ、全体のクオリティの隔差も目立つた気はする。立体として見るに厳しいナスビ顔のフィギュアがいつもより多かつた。それも新規参入者が増えたと捉へれば悪いことではないので、その中から巧い人が一人でも多く育てばいいと思ふ。
あと、今に始まつたことではないけれど「ピンキー」フォーマットの出展がかなりのシェアで定着したなと思つた。参入障壁を下げる役割は大きいんだらうなと思ふ反面、立体的に面白くなり様がないので個人的にはスルーしてしまふ。「可愛さ」の上限値が予め決つてるのは見る側として辛い。
購入物は以下の通り。

ほとんどが小スケールのキット。作るのは大変さう。特に「ARIA」のキットが尋常ではない。セーラーカラーが全部極薄の別パーツなんだぜ。高さ五センチ程度で三人+三匹でパーツ点数が三十九だつたかな。いやはや恐ろしい。
つかちやんと作れ>自分。

コミケ

ワンフェスとは比較にならない人の多さ、暑さ。コミケに行くこと自体数年ぶりだから面喰らつた。
しかし一般参加者として行くコミケには自分の居場所がないなー。自分が「中の人」にならない限り行く意味が感じられなくて往生した。温かく迎へてくれる友人がゐるからそれでもまだ行けるけど、さうでなければどうしやうもない。ほとんどまともにサークル巡りもせずに終つたのもいつもの通り。通りすがりに目に止つた、絵の可愛い本を数冊買ふに留まつた。
つべこべ言はずに何か作ればいいのに>自分。