おいしく食べて元気に♪

ゆったり働こうキャンペーン企画、1月はゆったりお食事会でした。
ゆったりお食事会−アジアの薬膳でメンタルヘルスケア
21日土曜日、あいにくの雨でしたが、みなで大きなダイニングテーブルを囲んで、
とっても和やかな雰囲気での会食となりました。
レストランでのお食事とは違って、調理するほうが1人でもあるし、
みなさんにもある程度お手伝いを頼んだところ、
腰の軽い方が多くて、みなでわいわいはじめることになり
最初からうちとけた雰囲気ができました。
さて、以下が気になる当日のメニュウです。
効果の解説付き。


○ 香味野菜たっぷり生春巻
      (体内の気の巡りを良くする)
○ カボチャと松の実のサラダ
      (体を温めて気血の巡りを良くする)
○ カブとクコの実のサラダ
      (自律神経の働きを整える)
○ きのこと鶏手羽の薬膳スープ
      (心と体の免疫力を高める)
○ 大根と豚のコチュジャン味噌煮込み
      (体を潤し、体力をつける)
○ 黒米と炒り大豆入りごはん
      (気を補い、体力をつける)
○ さつま芋と龍眼(リュウガン)レーズンのお汁粉風デザート
       (心身の疲労を快復する)
○ 陳皮(チンピ)入り紅茶
   (体内の気の巡りを改善し、リラックス効果がある)


最初の生春巻きとサラダ2種類が出されたとたんに
「これは何が入っているの?」
「味付けは何?」
「おいしい!」
質問と感想が飛び交います。
今回調理と講師を引き受けてくれた里井啓子さんが
ひとつひとつ丁寧に、ときには薬膳の考え方も交えながら、
解説してくれます。

メンタルヘルスとひきつけて、メニュウも考えていただきました。
ひととおり食事をしてからは、里井さんのお話し。
西洋医学とはまったく違う東洋医学、漢方の考え方の
一端を解説しながら、身体にいい食事の選び方について
ヒントをくださいました。
たとえば、冷え性の方は、朝食にパンを食べるのはよくない。
小麦は身体を冷やす食べ物だから。
朝食をご飯やおもちにするだけで、冷え性が改善した話。
漢方は基本的に食べてはいけないものはない、
ただ食べ過ぎてはいけない、バランスよくすべてをとること。
とても当たり前のことですが、みなできていなかったりしますよね。
気を補う食べ物は、米類、豆類、イモ類。
ごく普通に私たちが食べているご飯が、気を補う。
忙しくてコンビニ食になってしまう場合でも、
買うものを体調に合わせて選ぶことはできる。

ここでお話しをすべて書くことは出来ませんが、
とても面白く、興味深いお話でした。

里井さんは普段も月一度くらいのペースで、
「一日藍布」という食事会を企画しています。
詳しくは里井さんのブログ
http://asianoobanzai.blog72.fc2.com/
こちらをご覧ください。
里井さんのアジア食べ歩き情報や、一日藍布のメニュウ、
漢方の考え方の話などがアップされています。
今回のお食事会メニュウもしばらくしたらブログで
写真つきで紹介されると思います。
里井さん、ほんとうにおいしい料理とお話をありがとうございました。