新生なでしこ、今後の活躍は・・・？

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「全体的に緩い。緊張感が足りない」と就任後初めて練習を指揮した高倉麻子新監督は語る。
5月31日のコロラド州コマースシティーでの練習時でした。まだ経験の浅い選手が多い為かプレイスタイルも消極的な姿勢がちらほらと目立つ。監督は「何となくでは駄目だと伝えた。球際やパスの質で高いものを求める」と課題を出した。

ベテランの阪口夢穂選手は「新しい選手に染まっているようではいけない。違うなというところをプレーで見せたい」と話した。主将はまだ決まっていないのでどこまでチームを引っ張るかベテラン選手達の活躍も見ものです。

国際親善試合２試合（日本時間３、６日）に期待と不安の入り混じる新しい選出された選手の姿が有りました。ＭＦ佐々木繭選手だ。「世界一のアメリカは、きっと、すごい迫力なんだろうと思います。そのアメリカをどう打開するのか楽しみですね。名前を呼ばれた瞬間から、ずっと緊張しています」「自分は足も速くないですし、背も高くない。初めて国際大会に出ましたが、パワーのある外国人相手にとにかくいなそうとプレーしました。高倉監督からは『局面をさばけるのがいい』と言われました」「サメさん（鮫島）を同じチームで見ていて『自分はまだまだだな』と感じていました。筋トレだったり、パス一つとっても普段のトレーニングの質の高さがすごかった。プレースタイルは違いますが、自分の良さを出せたら」と語る。佐々木選手の目標は「なでしこ入り」ではなく「なでしこ定着」１９年のフランスＷ杯、２０年の東京五輪を見据えている。
「今年はＵ―２０Ｗ杯もある。３、４年後にはその（鮫島選手、岩渕選手）メンバーもポジション争いに絡むと思う。代表に選ばれ続けるために、結果を出したいです」

新監督が就任し沢山の課題が出てきた練習。新しいなでしこがどう復活をさせるのか期待したい。

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