本日出勤
いろいろあって休日出勤。
やっと読み終わって
先日来、図書館で借りてきた本をようやく読み終えた。
- 作者: ジョージ・C.ウィリアムズ,George C. Williams,長谷川真理子
- 出版社/メーカー: 草思社
- 発売日: 1998/04
- メディア: 単行本
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サイエンス・マスターズ 9
《参考》価格:¥1,800(税抜)
一般向けの入門書にしては読み進めにくい*1本だった。
訳に難があるのか、明らかに反対のことを言っていると取れるような記述もあったり、読んでいて混乱する場所がいくつかあったのが残念。
電車文庫にもしながら読むのに時間が掛かった*2のは、ひとえに「読みづらかった」からだ。
ただ、例えば淘汰圧としての自然環境は(当然と言えば当然のことながら)進化を促進する役目を果たすのではなく、無用の進化を排除する型枠の役目をするということを改めて認識できたことはよかった。
後半は特に、人間と進化の関連を解説しているのだが*3、この中で印象に残ったのは「母体と胎児の関係」についての部分だ。
胎児は自分がよりよく成長するために、着床して胎盤ができると母体の血中糖濃度を上げ、胎盤に血液が集中しやすいように周囲の血管を収縮させ、血圧を上昇させようとする。
対して母体は、自分を守るために血糖と血圧を下げようとする。
「健康な」母体と胎児の関係は「拮抗」で、多くはそのまま無事出産に至るが、母体が押し切られると妊娠中毒症となり、ひどくなれば糖尿病で命にも関わることになる。
ホルモンも含めて体内の調整機能はとても微妙なバランスに支えられていて、これが妊娠という「事件」で崩れそうになるところを修正していく。
進化による適応でなければ、一件不合理に見える対立とそれを解消するためのバランスとが、いかに成立し得たであろうか。
ジョージ・ウィリアムスという人は「自然淘汰は遺伝子のレベルで起こる」*4ことを提唱してドーキンスなどにも多大な影響を与えたらしい。
ここからつなげて他の著者にも手を伸ばそうと思うのだが、とりあえず中休みしようと思って椎名誠の短編集を借りてあるのだ。
- 作者: 椎名誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1992/02
- メディア: 文庫
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椎名誠の中では(たぶん)一番スキな「水域」の原型がある。
楽しみ。
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戦前と同じ空気に危機感 - 元日本兵恩給拒否のワケ(東京新聞)
こうした怒りもある。
id:zairyoyaFX さんの「zairyoyaのぼやき日記」8月7日分経由。
岐阜県飛騨市の尾下大造さん(82)
「東京は焼け野原で、豊橋(愛知県)の工場も焼け、名古屋もやられた。広島や長崎では何十万人も(原爆の)後遺症に苦しんでいる。日本中がひどい目に遭って、まだ何の手当てもできんときに、生きて帰ったもんが恩給とろうという根性にものすごい腹立った」
「恩を売られとない。ものを言えんようになる。子どもや孫を戦争にやりたきゃ(恩給を)もらやいい。だけど、わしはやりとないで、もらわん」
「(戦前、戦中)日本は悪いことせなんだんや、という空気が広がっている。(最近では)政治家も選挙民も、自衛隊に鉄砲ようけ持たせて外国へやるのを、いいことやという」
「わしのようなもんがようけおってもいいはずなのになぜ、誰もしゃべらん」