ふしぎな鈴「朝顔のエスカレーター」


ふしぎな鈴「朝顔エスカレーター」7



つるも空にむかってどんどん長くのび
ていきます。
つぼみも数えきれないくらい、たくさ
んつきました。
そして、あちらにひとつ、こちらにひ
とつと、花が咲き出しました。
赤い花も白い花もあります。
紫の花も、ピンクの花も咲き出しました。



何千何万という花が、色とりどりにぱ
っと音がして開いていきます。
色あざやかな竜が、空に向かってかけ
のぼっていくような、そんな感じでした。



かなはぽかーんとして、たくさんの朝
顔の花を見ていました。
「かなさん、私の体にしっかりつかま
りなさい。
これから良い所へ案内しますから」
どこからか、また声が聞こえてきました。
かなはおそるおそる朝顔のつるにつか
まりました。
 

つづく


「ふしぎな鈴」は、みほようこの三冊
目の童話。
一昨年九月、「鳥影社」から発行され
ました。
挿絵は、長野ひろかず先生。
すてきな挿絵です。




ふしぎな鈴 風の神様からのおくりもの (3)

りゅうの俳句574


ブログペット「りゅう」が、わが家に
やってきて、今日で574日目。



・ あのかなは やってきました 受験生


・ クリックを あぶらぜみだよ ピンクかも


・ その和尚 してくれました もどきだね


・ このもどき やってきました 俳句かも


・ あの和尚 やってきました 日記かな


・ そのわが家 忘れないよう 小春だね

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風の神様からのおくりものシリーズ


 風の神様からのおくりものシリーズ


「風の神様からのおくりものシリーズ」
は、風の神様(諏訪の明神さま)から聞
いたお話をまとめたもの。



今までに、「鳥影社」から四冊発行され
ています。
一番新しい本は、昨年十月に発行された
「ライオンめざめる」。



1  ライオンめざめる



ライオンめざめる―風の神様からのおくりもの〈4〉 (風の神様からのおくりもの (4))

ライオンめざめる―風の神様からのおくりもの〈4〉 (風の神様からのおくりもの (4))

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