『こころ』1,784日目


お正月デス。サントリーOLD 干支ラベル と 〆張鶴 大吟醸 … 三ヶ日 ちょっと飲みすぎました。


 あけましておめでとうございます。
 年末年始 各地 大雪に見舞われている地方がある様子ですが 新潟市付近積雪じたいは大したことありません。年末に降った雨嵐で 松林夏道 等 雪の薄い場所は一時いい具合に地面が露出した状況となり、大晦日早朝久しぶりに いつもの阿賀野川河川敷フィールド にダミー練に行ってきました。 この後 大晦日夜から強い風を伴った 新潟市らしい吹雪にみまわれ またわずかですが積雪がありましたので 一時的にでも地面が露出した朝は 貴重です。
 いつもよりだいぶ遅い早朝ですが、さすがに大晦日早朝 阿賀野川河川敷フィールド には人影なし 土手上幹線道路を走る車がいつもより大分多いようです。低気圧前線通過直前の気象状況ゆえ 気温は比較的高く未明まで降った雨が一時的にあがり 風もたいしたことなく いい条件で ダミー娯楽を楽しめました。



ロングディスタンス基本練 70m x 160m 
 久しぶりに開けた広いフィールドですので ロングディスタンスの指示順ダブル設定で走らせました。
アヤツと共に歩き ダミーポイントに放り込むところを意識して見せていますが 特に160m側は 一直線上の進路から完全にはずし フィールドの淵より左奥の枯藪を20mほど奥へ入った位置にダミー放り込みましたので アヤツにとっては難しい設定になったと思います。犬は まずフィールド淵まで到達すると 淵に沿って探りながら進みますので どのタイミングでどの方向の枯藪奥に入っていくのか 160m先で方向感覚見定めるのは非常に難しいように思いました。これが スタート位置で スロアーが枯藪奥に投下するダミー空中軌跡をマーキングした直後に そのまま送り出される通常のマーキング設定であれば 犬もダミー投下位置に直接走りこむ意識で飛び出していけますが 、今回はアヤツと共にダミーを放り込みにいった後 反転 あえてジグザグの経路を歩いてスタートまで戻りましたので 犬にとって 完全にマーキングポイントから 目と方向感覚が切れてしまっています。認識出来ているのはおおよその方向と 枯藪内、 ロングという距離感のみ …これは難しい。
 先取の160m側 セットアップで送り出しますが 飛び出した直後 アヤツ方向ブレが露見 一度私にスタートまで 戻されています。 左の70m側への意識が強く アヤツセットアップの時点で大分腰が左側に向いて体重かかってしまっています。即座に修正してもう一度160m側の方向を指示し直して 送り出しますが アヤツやはり無意識に左方向へ走行経路が弓なりにそれていくのが動画ではっきりわかります。動画後半で70m側へ走らせているところでわかりますが アヤツ 70m側のダミー位置は完全に把握(記憶)しています。その上で160m側は難易度が高い設定にもかかわらず スタートへ向かう途中 私に意識して マーキングの目切りをさせられていますので どうしても確信をもってダミー確保できる70m側へ意識がいくのは犬としては普通のことだと思います。 その気持ちをふりきって アヤツ指示された ダミーポイントを全く把握しきれていない160m側へ送り出された結果の 弓なり走行でした。このあたりは把握しきれていないポイントのダミーを ハンドラーセットアップに従って ズバッと確保させる成功体験をもっともっと積み重ね アヤツに確信をもって指し示された方向へブレなく走りこめるようにしてやらなければなりません。  まあしかし 一度戻された際の対応も含め アヤツ比較的冷静に対処しつつ 推進力も充分です。『こころ』よくぞふりきった。いいぞっ!
 若干左弓なりの走行で20mほど左にズレましたが フィールド淵に沿って右へ移動 ダミーポイント付近へ アヤツうまく戻せています。 しかしここからが本当に今回の設定の難しかった部分、アヤツ 枯藪内へ20mほど入ったダミーポイントをフィールド端から 今自分が走行している進行方向真っ直ぐ先の 枯藪内と誤認 確信をもって右奥方向の枯藪内へ走りこんでしまいました。オーバーランは30〜40mほど、その後40秒ほどのリカバリーサーチに陥る結果に。先日の GRT千葉練ロングディスタンス170m時とまったく同じ。 ダミーポイント至近通過時 ポイントをアヤツに伝えきれなかったハンドラーの不手際がリカバリーサーチに陥った原因です。ここからは もうリカバリーの動きで 一旦確信をもって誤ったダミーポイントでサーチモードに入ってしまっているアヤツを ノイジー全開なハンドリングでなんとか 30mほど手前に戻し 一旦停止 左送り込み指示で 正しいダミーポイント付近へどうにか送り込んでいます。一旦確信をもって誤ったダミーポイントでサーチモードに入ってしまっている犬を 止めることはやはり非常に難しいですね。アヤツ最後はどうにか冷静にハンドラー指示を利用するダミー確保意識を取り戻せていますが ハンドラーである私が ノイジーに騒ぎ出したらリカバリーに陥っていまっていることを アヤツ認識しだしているようにも私からは見えます。 こういう部分なかなか冷静なヤツだと思いますが そもそも ヘボなハンドラーのせいでノイジーに陥っているようではまったくダメダメですね。
 ダミーポイント至近通過の瞬間に いかにそのことを確実にアヤツに伝えられるようになるかが 我がTeamの課題です。 やはり近距離でのケンコウボールを使った 主従人犬一体サーチ基本練を主従体がオートマチックにシンクロするくらいまで突き詰めることが今の我々には重要ですね。 近距離で完全に出来ないことは 160m先で出来る道理はありません。

 
※ 動画土手上の幹線道路まで 枯藪を挟んでダミーポイントより 80〜90m離れています。 送り出し進路の先直線上に 交通量の多い道路等がある設定は安全のため 本来避けるべきと思います。



John Mayer Trio - Try   
今年も Team KOKORO どんどんトライしていきたいですね。
ど素人犬飼いトライアンドエラーの連続ですが それもまた楽し!