アラスカ旅行憶え書きー10(デナリ国立公園)

写真は、クリックで大きくなります。(これまでも同じ)
申し訳有りませんが、この旅行記の続きは4月から。
 デナリ国立公園 (残念ながら拝借写真 )

 北米大陸最高峰マッキンレー山(6,194m)を擁するデナリ国立公園は、アラスカの中で最も良く知られ、最も多くの観光客が訪れる場所です。                  アラスカ州内の国立公園は、アラスカ州全体の面積の7.5分の1を占めるが、その中でデナリ国立公園は州内4番目の大きさ(四国の広さ以上)である。             この広大な大地はあくまでも動植物のテリトリーとして自然を損なわず、人間は訪問者にすぎないという立場を守っている国立公園です。                     公園内にはムース、グリズリ−ベア、カリブー(トナカイ)、ドールシープ、など37種類の哺乳動物、雷鳥イヌワシなどの130種類の鳥類が生息している。また平均標高1000mの森林限界ラインにある為、広大なツンドラ地帯が広がり、ワタスゲやファイアーウィ−ド、ルピナス、ブルーベリーなどの数百種類の高山植物も見られる。           自然保護が徹底しているデナリ国立公園では、入口からワンダーレイクを通過してカンティシュナまで約150kmの自然道が一本あるのみで、自然保護の為公園内を走行できる車はシャトルバス、ワイルドライフアーバスなどのみで、一般車の通行は特別な許可がない限り禁止。

      公園入り口にあるグランデ・デナリ・ロッジ。                 



 怖い様な崖の上に建つが、見晴らし抜群。

  昨日とは打って変わった上天気   ホテルからの眺め




午前中は、ホースシューレイク・トレイルのミニハイキング

                                     森林浴を満喫しつつ                                                歩きやすい道のりで、すぐに、眼下に湖が見えるところに。         湖のすぐ傍にも歩いて行けるが、急な下り坂で 帰りの上りを考えて、私は断念。元気の良い方は、GO!!


          ムースやグリズリーベアーも出没する。



          下にホースシューレイクが見える。

 湖畔のホテルも見える。

                                ビジターセンターへの道には、熊の足跡の模様。

    ビジターセンターのムース(雄)の剥製                   同じくグリズリーベアー 
                       ドールシープ                                                    午後は、バスでデナリ国立公園内のワイルドライフツァーに出発。アメリカ人との混載で、彼らは、すごく眼がいいのか、度々、ストップが掛かり、遥か向うのムースや、フクロウ、マウンテンゴートなどを発見。 しかし、なにぶん距離が遠すぎる。肉眼で見えなくて、辛うじてて、写真には残っていると言う程度。

ワイルドライフツァーは、お昼過ぎから夕方遅くまで、初めの予定では、昼前からの出発であった為、ランチボックスが付いていた。


                                                                      川には氷が残っていたり、


                            雪の平原の向うに入道雲が見えたり、                雄大な変化に富んだ風景が楽しめる。

 
この日は好天で、マッキンリーが見える場所では、見えた筈だが、遥か彼方で、「どれがマッキンリー?」と其れらしき方向を見ている間にバスが走り過ぎてしまう。兎に角、カメラに収め、後で、ヤング添乗員氏に、マッキンリーが撮れているか見て貰い、「バッチリ写っている」といわれたのを保存していたのに、自分で、見分けられなかったくらいだから、他の要らない写真と一緒に、削除してしまったらしい。  何年か前に、アラスカ大学から「あれがマッキンリー」と教えられたときも、よく判らなかった。自分の視力のせいも有るが、大体、マッキンリーの形が、マッターホルンや、富士山のように、特徴がないからだと、自己弁護して納得している。ワイルドライフツァーは、夕方遅くまであり(陽は高い)、  2回位は途中下車があり、展望のきく高台まで、少し登ったり、駐車場の売店で買い物ををする。

レストランにあったカリブーの角                                                                              。               
カリブーの角を持ったヤング添乗員氏。角の大きさをご覧あれ
ウンと遠くに見えたカリブー
            同じくムースの母子。      グローブの様な大きい角を持つのは、雄だけ。

これも遥か遠くの川原に居たグリズリーベアの親子。   肉眼では、夕方の逆光の中に、何やら金色の輪郭が見えるだけ。兎に角デジカメに収めて、拡大して、やっと熊と判る。  運や日頃の心掛けにも依る(~_~;)が、デナリでは、動物がアフリカほど、車の近く迄来ないのかもしれない。

一般的に、動物に会える機会は、春より秋のツァーの方が多いらしい。これは、冬篭りの準備で、脂肪を体に蓄える為に、動物が食料を探しに来ることが多いから。     案内書を読んで知っていたが、氷河の崩落は、運が良くても、春でないと見られないので、今回は秋は断念。万一、又の機会があれば、ツンドラの草紅葉も美しい秋(8月末から9月10日ぐらい)にアラスカを訪れたいなぁ。
此処にアップする値打ちの写真は皆無なので、苦肉の策で、PCから無断借用させて頂きました。

 カリブー  雄、雌両方共が角を持つ、唯一のシカ        体長約 2,1m 体重150〜180㎏(雄) 雌は約半分    平均寿命8〜10年。角は、3月に生え始めて、12月には抜け落ちる。
遊覧飛行場にあったカリブーの角。展示しているのでもないらしい。雨曝しで置かれていた。

 ムース(雄) 体重約540〜720㎏  雌体重360〜500㎏ 平均寿命 16年以内 掌の様な角は雄だけ。毎年秋には落ちてしまう。大きな角は、重さが30キロもある。
ムース(ヘラジカ)の角、6年ぐらい前、冬のアラスカへ行った時撮ったもの、携帯電話で、大きさをご想像下さい。
 グリズリーベア 体長1.8〜2.7m 体重 雄140〜400㎏ 雌90〜280㎏ 平均寿命 雄22年 雌26年(雌が長生き!)


      ムース(雌)
    ホッキョクジリス                      体長 33〜48cm(尻尾も入れて) 体重 450〜900g 平均寿命 2〜3年 私達のバスのすぐ傍まで来た動物は、唯一ホッキョクジリスだけ。   車の前をアッと言う間に横切り、カメラに収められなかった。左は無断拝借写真。

申し訳有りませんが、次は4月まで旅行記はお休みします。