iPhone5の非公式機能「iホッカイロ」を全力で使いこなす9つの方法
10月も半ばを過ぎ、朝晩の肌寒さから秋の深まりを日々感じる。
これから本格的に寒くなる季節だが、Appleが非公式に搭載したiPhone5の「iホッカイロ」機能があるので今年の冬は怖くない。
「iホッカイロ」とはiPhone5の発する熱を利用したあったか機能だ。Appleもそんな機能あったか?と言うような非公式機能だ。
iPhone5は背面に従来のガラスよりも熱伝導率のよいアルミを採用。ハイスペックなA6チップの熱を外部に逃がし、ユーザーのかじかんだ手を暖めるため熱効率に特化したつくりだ。アメリカでは買ったばかりのiPhone5が44度近くの発熱効果を発揮した例も報告されている。
Photo by Todd Ogasawara via. BYTE
(華氏111度=摂氏43.9度)
そこでこの「iホッカイロ」機能を上手に使いこなす方法を紹介したい。
「iホッカイロ」を全力で使いこなす9つの方法
※注意※「iホッカイロ」は電池の消費が激しいのでご利用は計画的に!
1.圏外にいても機内モードにはしない
設定>機内モード>オフ
携帯電話はつねに接続可能な電波を探しているので、圏外にいる場合は機内モードにすることで不毛な探索を止めることができるが、あえて探し続けさせることでiPhoneに無理をさせることができる。
2.LTEが繋がらないところでもLTEモードをオフにしない
設定>一般>モバイルデータ通信>LTEをオンにする
理屈は1と同じ。特にLTEが繋がるか繋がらないかの境界線にいると、LTEをつかみたくてもつかめないピンポン状態と呼ばれる状態にiPhone5が陥り、目を見張る発熱が期待できる。
3.Wi-FiがないところでもWi-Fiをオフにしない
設定>Wi-Fi>オン
上に同じ。電波のことを気にしていては暖は取れないということを肝に銘じてほしい。
4.使わないBluetoothをオンにする
設定>Bluetooth>オン
どうせなら回りのBluetoothも探させよう。
5.位置情報サービスは念入りにオンにしよう
設定>プライバシー>位置情報サービス>オン
さらに位置情報サービスの下の方にあるシステムサービスから位置情報を取得する各種サービスをオンに。
Genius for Apps:アップストアのGeniusにて位置情報をもとにしたアプリをおすすめする機能を推測される。
◆コンパスの調整:電子コンパスの調整を行う
◆位置情報に基づくiAd:位置情報をもとにした広告を表示
◆携帯電話通信網検索:国際ローミングで利用。日本では不必要。
◆交通情報:日本国内では提供されていないサービス。
◆時間帯の設定:国を越えた移動などで別の時間帯をまたがるときなどに調整が入る。国内だけで使う場合は不要。
◆診断/使用状況:iPhoneの診断/使用状況を送信する際に位置情報を付加する。
位置情報をもとにしたおすすめアプリや広告に興味はなくとも、国外に行く予定も使用状況をAppleに送信する気はなくとも、これらをオンにすることでこまめな自動通信が行われる。他にも個々のアプリの位置情報をオンにすることでより効率的に「iホッカイロ」を稼働さることができる。
6.いつくるかもわからないメールのためにプッシュ通信に
設定>メール/連絡先/カレンダー>データの取得方法
プッシュ通信とはメールが来た時に備えてiPhoneを常に準備せている状態のこと。フェッチを選んでしまうと定期的な間隔を取ってメールサーバーを確認しにいくのでiPhoneをいたずらに休ませクールダウンしてしまうことになる。
7.アプリをたくさん開いてバックグラウンドをいっぱいにしよう
ホームボタンを二回押し→出てきたアイコンを長押し→×ボタンという操作で裏で待機しているアプリを消すことができるが、バックグラウンドにたくさんアプリを溜め込むことでメモリをフル活用し熱源の確保を行うことができる。
8.緊急速報をオフにしない
設定>通知>緊急速報
寒さだけでなく、緊急速報にも敏感に。
9.画面の明るさはMAXで
設定>明るさ/壁紙
画面の明るさを落とすことで消費電力を抑えることもできるが、最大限の明るさにすることで見た目にも暖かいiPhoneとなるだろう。
これらの9つの方法を試すことで、「iホッカイロ」はその効果をあますことなく発揮することができるだろう。電池の消耗は激しくなるが、来たるべき冬に備えてぜひトライしてもらいたい。
最後に、「iホッカイロ」は非公式機能であることはくれぐれも忘れないでもらいたい。
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