A way of thinking

筆者個人の思考過程です。意見には個人差があります。

WETの話環境省のファイルはこちら。詳しくないので,一時的メモとして。

  • ミジンコとかを使われるのだろうと思っていたのですがバイオテクノロジー?。ちと気にかかります。個体レベル以下の影響は指標としては有効かもしれませんが,実質的に問題とすべき影響かはきちんと考えないといけないと思います(いわゆる,so what問題)。
  • 希望的観かつ個人的意見ですが,例えば排水を綺麗にした効果は実際に排水が流れ込む河川の生物相をモニタリングした調査した方が直接的な気がします(もちろん,その方法はきちんと練らないとだめですが)。あるいは,河川水辺の国勢調査をうまく使うとか。実際の生物相への影響(低減)をきちんと想定しないと,濃度を測定しているのとあまり変わらなかったりする可能性もありえると思います。
  • 例えば,複数の排水があって,どの排水を改善するのが生態影響を効果的に下げれそうかという状況では,WETはより効力を発揮するのではないかと(勝手に)思っています。
  • 今年のSETACでセッションがあったけど,盛り上がっている様子はなかった(関係ないけど)。

12日の話。統数研のベイズセミナーがとれなかった。日本の10時がこちらの夜中1時で,100名もあれば,朝来れば大丈夫だろうと踏んでたら,甘かった。Kuboさんの日誌に「申込受付開始30分で定員100名に達し」との記述。おそろしい需要ですね。こんなセミナー,他を探しても結構ないのでは?年に2回くらいにしてもらえないだろうか。とりあえず,来年リベンジ。でも100名は多いな。