午前中はビーチへ

今日は、Mauna Kea〔マウナ・ケア〕へ向かう車のお迎えが、14時にあるので、
午前中は昨日行ったビーチへ向かった。



今日は天気が悪い!!山をすっぽり覆っている雲が海岸線まで張り出していて、
太陽はほとんど出ていない。


つくづく雨オンナだと思う。。。


海に少し入るも、寒くてすぐ出てきた。
お昼をさくっと食べて、すぐコンドミニアムに戻ってきた。

Mauna Kea へ向かう!

ピックアップの車が迎えに来たので乗り込む。
少し海に入っただけなのに、異常に眠い。。。。。
他のツアーの参加者をピックアップしている間は、
ほとんど寝ていた(><)


酔い止めを日本から持ってきたのに、持参し忘れて隣の方から頂いた。
ツアーガイドさんによると、標高4500mのマウナ・ケア山は
山頂は雲の上なので、天気は必ず晴れているとの事。
たまにサンセット&星空を見れないことがあるが、年間5日くらいだという。


安心したぁ・・・。



全部で10人ほどが車に乗り、出発。
車は、許可された者しか入れない。つまり、ツアーじゃないと、マウナ・ケアにあがるのは難しい。

しばらくは、舗装された道路だったけど、途中からはありえないガタガタの道路に
なって、おしゃべりもあまり聞こえないほど。相当悪路。

この悪路は、昨日みた、Parker Ranchの敷地内だそう。
牛がたくさんいた。

2500mで一度休憩

こんな道を、1時間半ほど走ると、途中、雲の中をすり抜けて、
標高2500mにある、オニヅカビジターセンターへ到着。


空気がひんやりしてる。。寒くなるといけないから、
ウインドブレーカーを着た。


17時から17時半の間くらいだったと思う。
ここで、夕飯を食べる。お弁当と、お味噌汁と、お水、クッキーが渡された。


これ以外のものは、ツアー中に食べてはいけないと指示があった。
高山病にかかったりと、具合が悪くなるらしい。


異常にお味噌汁がおいしく感じた。インスタントなのに・・・・



入口の写真。影は私(^^*)



ここはもう、雲の上。


ここまで上ってくると、高山植物が生えているらしい。
銀剣草という高山植物が有名だそう。
50年ぶりに花が咲いた、というので写真にとってみた。葉っぱが銀色をしている。



ここには、怒りを静める祠があるというので、私も行ってみた。


山頂へ向かって再出発

1時間ほど休んだかな。山頂に向かって出発した。道は、舗装されている。
星を観測するために埃が舞い上がらないように整地したらしい。



とおもったけど、しばらくしたらまたガタガタ・・。

山頂の手前、富士山と同じ3700m地点でガイドさんが一度車を止めてくれた。
森林限界地点を越えているので、植物は一切生えていない。
寒くて、レンタルされた防寒具をさらにきて、手袋も借りた。


玄武岩という鉄を多く含んだ岩がごろごろしている。重たいというので持ってみたけど本当に重たい!!
   

4200m地点、サンセットの観賞地に到着


紀元前の風景がそのまま残っているらしく、環境も火星に近いらしい。
そんな場所に、世界各国の天体観測所がある。




日本の観測所「すばる」(右から2番目)もみつけた。日没直前。



だんだんしずんでいく。10分くらい、あっという間だった。



日が沈むと、Mauna Keaは、下から太陽に照らされることになる。
Mauna Keaの影が、空に映るらしい。「地球の影」というらしい。
空の赤くなっている部分が、「地球の影」


Stargazing☆

日が沈んだ後、すぐに2500m地点のオニヅカビジターセンターまで降りてきた。
外国人がみんな天体望遠鏡を出して、星を観測しだしている。


たくさんの星が現れ始める。数え切れない。。。


本当に空が、丸く見える。プラネタリウムを見ているようだったけど、
こっちはリアルなんだよね・・。


流れ星もたくさんみて、天の川も初めて見ることができた。


ガイドさんから、いろんな星の紹介をたぶん1時間くらいしてもらったが、
後半は、何しろ寒くって、早く車の中に戻りたかった(笑)


ずーっと、仲間でおしくらまんじゅうをしてた・・・。


ガイドさんがそんな寒いのに粘っていた理由は、月の出を見るため。
月が雲の中から少しずつ現れて、現れると、とっても明るい!!


普段眺めている月よりも、ずっとはっきり見えた。


月がでると、明るくなって星の数が半減した。
日本で星がみえないのも、明かりが多いせいだという。


最後に望遠鏡で月を見せてもらい、ビジターセンターを後にした。


車はどんどん下る。急な標高差に体が疲れたのか、本当に眠たくなった。


雲の中を駆け抜けている途中、
ガイドさんが、「Moonbowが見える!!!」といって車を止めてくれた。


Moonbowは、Rainbowと同じで、月の光と空気の加減でみることができる
虹のことらしい。



明かりひとつない真っ暗な空間で、いつも見るような虹が
うっすらと見えてキレイだった。しかも2つも!
めったに見ることができないので、貴重な体験らしい。


車に戻ったら、その後は、バクスイzzzz


あっという間にコンドミニアムに到着した。


相当楽しみにしていたMauna Keaは期待以上でHappyな一日でした♪
高校生くらいにならないと環境が苛酷でツアーに参加できないそうなので、
子供がいる家庭はちょっと厳しいけど、絶対にオススメ。


4200mまで車でいけるなんて、普通ありえないもんね〜。