高田真希さんと宮城まり子さん
高田真希さんは親からレコードを幼い時に与えられ
テレビは目が悪くなるからとレコードやテープや録音機材
それらが遊び道具だったらしいときいている
彼女の夢は「宮城まり子」さんに会うことだそうである
しかし何も手土産も理由もなく会うのは不自然だからと
宮城まり子さんに「これまでの成果を届けてお礼を言いたい」
と考え付いた彼女はとうとう夢を達成しようとしている
日本はじめての民間からの人工衛星打ち上げの目的を説明した
夢のあるアニメの配役を全て担当したのである
障害をもつ夢をかなえたい子供たちの夢を宇宙に届けること
それが人工衛星の目的である
このプロジェクトは「宮城まり子」さんの「ねむの木」と似ている
高田真希さんが歩く道に影響を与えた人間であるのは間違いない
高田真希さんは障害者健常者の境目を気にしない
「みんな同じ人間だから差別の境目をなくして話したいです」
「お互いに歩み寄っていけたらいいのに」
と以前に彼女の口からきいたことがある
しかし不思議なのが彼女は全く宮城まり子さんの活躍を知らずに
魔法の声をくれた宮城まり子さんを何も知らずに尊敬し
自然と道を追っていくように歩き大人になり初めて気が付いたのである
「ねむの木」にようやく事情を説明していたらしいのだが
「とうとう再度電話をするんです、緊張します」
と明るく話す彼女に祝杯をあげたい
高田真希さんと宮城まり子さんが対談をするのを自分も見たいと思う