夕焼け頃の帰り道で

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WHITE ALBUM モデル地探訪【石川県金沢市 竪町商店街】

アマカノ2の探訪ついでにこちらも回収してきました。といってもほとんど同じですが…。
アマカノ2の記事はこちら

 

=WHITE ALBUM PCリメイク版は12歳以上推奨作品です=

 

金沢市内にある竪町商店街です。背景はリメイク版より。

先駆者が訪れていた時代には庇(ひさし)がバラバラだったようですが、今は統一されています。

調べてみたところ、平成18年にこの商店街の地区計画が発表され、その中の建築物等に関する事項、建築物等の形態又は意匠の制限として、

1 前面道路より、後退した部分全面に、隣接建築物の庇に連続するように庇を設置し、庇の構造は、次に該当するものとする。
  (1) 庇の天井面は、歩道面から高さ6m以上7m以下とする。
  (2) 庇は周辺環境との調和に配慮し、色彩やデザインを工夫する。
  (3) 庇は、不燃材料(網入りガラス以外のガラスを除く。)で造り、かつ、覆い、消火活動に支障のない構造及び形態とする。
  (4) 庇の先端の位置は、前面道路境界とする。

と定義され、後に整備されたために庇の高さが揃ったようです。

この建築物等の形態又は意匠の制限にはこれ以外にも、外観の色や看板等広告の制限も記載されており、全体的にモダンな建物が多くなったようです。

当時とは入っているテナントも変わり、モデル地だった痕跡も少なくなってきていますが、雰囲気はまだ残っているのではないでしょうか。

 

結果的に以前に書いていた、保守目的を含む過去作品の今を記録する第1弾となりました。

もはや作品に興味のある人がどれだけ残っているのかという話もありますが、このように変わりゆく街並みと、モデル地であった記録を残していければと思っています。

他には天童駅もモデルとなっているようですが、山形に次行くのはいつでしょうねぇ。。。

 

このページでは、WHITE ALBUM -綴られる冬の想い出-の背景を引用しています。これらの著作権は、(c)Leafに帰属します。

 

アマカノ2 モデル地探訪【石川県金沢市 兼六園、他】

2024年1月1日、能登半島地震が発生しました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

ひと月が経過し、甚大な被害が出た能登半島ではようやくインフラが戻ってきつつあるのが現状ですが、被害の比較的少なかった金沢や小松といったエリアは概ね日常を取り戻しています。
しかしながら旅行控えが発生し、金沢の観光地はいまだ閑散としています。
私として何か応援できる方法はないかと考えたときに、やはり探訪という面で皆さんにきっかけを作ってもらうべきだと思いました。
北陸応援割の発表もされ、今後訪れやすくなるだろう金沢に行く契機や、観光のスパイスとして役に立てていただけると幸いです。


=R-18作品です。ご注意ください。=

 

アマカノ2は金沢市と今回は行けていない加賀市山中温泉がモデル地となっています。

確実にここをモデルにしたと言える場所があるが、完全一致するわけではないという感じになっています。

 

まずは金沢の玄関口である金沢駅東口。

特徴的なオブジェは能楽の鼓をイメージした「鼓門」で、2005年に完成したものです。

余談ですが当日は午前9時ごろから雨が降る予定であり、朝7時から取材を開始して一通り回り終わり、最後にこの金沢駅を撮影する頃には大雨が降っていました。

雨でも撮影したい観光客は多くいるようで、手早く済ませたく中央も考えずに撮影したので真ん中ではなかったですね。

 

金沢市民の台所である近江町市場。

日曜の朝9時ごろに行きましたが、観光客は少ないものの地元の人だろう買い物客が多くいました。

9時頃から飲食店も開くところが多くあり、少し早いお昼ごはんとして新鮮な魚介類をふんだんに使用した海鮮丼をいただきました。

 

重要伝統的建造物群保存地区である主計町茶屋街です。

1枚目は浅野川沿いの道、2枚目は暗がり坂になります。

主計町は「かずえまち」と読みますが、ここは全国で初めて旧町名が復活したエリアであり、元は「尾張町二丁目」でした。

ひがし茶屋街と比べるとこじんまりとした茶屋街ですが、それがまた時間の流れを遅くしているような素敵な場所です。

 

天正8年に築かれた金沢城の石川門。

兼六園へと通じる側の門であり、写っているのは一の門を入った先にある二の門です。

ちなみに金沢城は入園料はかかりませんが、五十間長屋などの一部の施設に入館する場合は入館料320円が必要です。

後述しますがお得な利用券などもあるので、そちらの利用がおすすめです。

 

兼六園桂坂口前の横断歩道。

先に紹介した金沢城石川門より石川橋を渡った先の交差点です。

石川橋は今は道路を渡っていますが当時はこれが堀であり、その大きさから「百間堀」と呼ばれています。

 

後楽園、偕楽園と並ぶ日本三名園である兼六園園内。

1枚目は根上松の西あたり、2枚目は山崎山になります。

現在山崎山は立ち入ることができないようで、下から眺めることしか出来ません。

兼六園は金沢に来たなら誰もが行くだろう観光地であり、そのため観光客も多いです。

この時期は朝8時の開園ですが、9時前にはすでに外国人観光客のツアーが到着しており賑わっていました。

人がいない時間を狙うのであれば、可能な限り朝早く行くことをおすすめします。

兼六園の入園料は320円です。

兼六園と他6つの施設の中からいずれか1つを選んで使える「兼六園+1利用券」というものが各施設の窓口で販売されており、こちらは500円で購入できます。

兼六園と上述の金沢城公園有料エリアの場合だと合計640円なので140円お得です。

両方行くのであればぜひご利用ください。

 

旧庁舎を利用した多目的施設である石川県政記念しいのき迎賓館。

大通りに面している側は、元の庁舎をそのまま保存しているようです。

建物内はカフェやセレクトショップなどもあり、イベントホールなどの利用客以外も立ち入ることが出来ます。

 

土塀と石畳が美しい長町武家屋敷跡。

モデルとなっているだろう場所は界隈の外れであり、長町二の橋より南に進んだあたりだと思われます。

ちょうど冬でしたので、土塀を守るために行われるこも掛けがされていました。

こちらの道は自動車も走る道であり、月曜朝の通勤しているだろう車が多く通っていました。

 

香林坊近くの鞍月用水。

上記の長町二の橋から東に道なりに進んで屋敷跡エリアを抜けた先です。

香林坊側からは、武家屋敷跡界隈に進んでいけば見つかると思います。

用水路ごと観光地としての整備が進められており、写真のように同じ形の私有橋が幾つもかかる珍しい光景となっています。

 

金沢市の商業の中心地である竪町商店街。

香林坊に近い片町1丁目の交差点を入ったところです。

この商店街も綺麗に整備されており、また休日は買い物客で活気あふれています。

 

以上が金沢市内のモデル地になります。

他には山中温泉も出てくるのですが、今回は行けていません。

取材当日は天気が悪く、雨が降る前に終わらせるために駆け足で巡っていましました。

美味しいものは食べれましたがしっかり観光が出来たわけではないので、私も再度訪れる予定です。

金沢は最近、ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブのモデル地としても注目され始めています。

皆さんも是非訪れて、美味しいものを食べて帰ってみてはいかがでしょうか。

私はチェーン店ではありますが、8番らーめんが好きです。ぜひバタートッピングして食べてみてください。

 

このページでは、アマカノ2の背景を引用しています。これらの著作権は、あざらしそふとに帰属します。

Triptych モデル地探訪【長崎県佐世保市 ハウステンボス】

ハウステンボスに行く機会が出来たので、10年以上越しの探訪をしてきました。

 

=R-18作品です。ご注意ください。=

 

ハウステンボス内、フラワーロードにある風車前です。

ウェルカムエリアから風車の方向に歩いていけば簡単に見つかります。

撮影は12月ですが、パンジーがきれいに植えられており季節関係なく華やかな道になっているようです。

 

ハウステンボス内、ハーバーゾーンにあるパレス ハウステンボスです。

入場口とは反対側にあるバロック式庭園の端から眺めた様子。

ハーバーゾーンは現在入場無料ですが、パレス ハウステンボスはパスポート対象施設となり、パスポートを所持していないと入れません。

 

同じくパレス ハウステンボスバロック式庭園です。

このアーチは"永遠のアーチ"と名付けられているようで、夜のライトアップが今はメインとなっているようです。

 

迎賓館裏です。こちら、 ドムトールン側からは封鎖されており行くことが出来ません。

ホテルヨーロッパ横の道を通り行くことは出来ますが、明らかに客が立ち寄るエリアではないです。

また迎賓館はVIPの方が泊まるような施設であり、最大限の配慮が必要だと思われます。

場合によっては不審に思われる可能性もあるので、十分ご注意ください。

 

雰囲気だけではありますが、ハーバーゲート前になります。

園内の道路はバスやトラックが走っているため、注意が必要です。

 

撮影してきたものは以上になります。

ハウステンボスは現在1DAYパスポートが7000円となっています。

非常に高額ですが、平日でも修学旅行生や社員旅行客、夕方からは近隣に住む学生なども訪れるためかなり人が多いです。

今回の撮影は開園時刻に入り、行っています。

手っ取り早く撮影したいなら開園直後を狙うしか無い気がしますね。

ハウステンボスは季節ごとに様々なイベントを行っているので、いつ行っても楽しい空間ではあります。

アトラクションがメインというわけではないので、遊園地ではなく観光地の街に来たというのが一番イメージに近いでしょうか。

夜はライトアップも行われていますので、1日滞在してみてはいかがでしょうか。

 

まさかこのタイミングで17年前の作品を探訪するとは思っていなかったわけですが、活発に行動していた頃からハウステンボスは行きたい場所の一つでした。

こうして、昔の記憶が残っている作品も機会があれば訪れたいと思っています。

今後とも、よろしくお願いします。

おしらせ その2

先にこちらを読んでからにしていただけると助かります。

たった今、探訪記事の手直しが一通り終了しました。

変更点やその際に思ったことなどをまとめております。

長文ですので、折りたたんでおきます。

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