後編なのかこれは!?
思いっきり猫背にすると、
背骨と背骨の間に
ちょこっと隙間ができるんだよ!
そこから、注射針をプスっと刺して、
中の透明な液体『髄液』を取り出して検査するんだよ♪
背骨に注射だぞコラ!
マトリックスみてぇに最初からボツボツ背中に穴開いてたら苦労しねぇけど、
こっちは生身の人間だっちゅ〜の!!
この医者の私に説明したフレーズは一生忘れません。
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「それでは検査前に合併症の説明をします」
合併症!?
「①に・・・」
いや、いいってば箇条書きに説明せんでも(←マジで)
「①に出血ですね」
しゅっけつ!?
「大量に出血する場合があります。」
それは困る。
絶対に大量に血が出るようなことだけは勘弁してくれ。
「②に、針からの感染ですね。消毒はきちんとしますが、まれに背中皮膚についていたウィルスが入り込む恐れがあります。」
いや、1時間でも2時間でも消毒してください!
ボク、ほんとは消毒だ〜〜〜い好き♪(涙)
「③に頭痛です!」
いや、頭痛してるから検査するんだろ!?
合併症で頭痛してど〜すんだ!?
いや、このMNB先生お気に入りの画像使いたかった♪
「背骨の中を髄液が流れているんですが、それが脳までつながってます。脳みそは髄液の中でプカプカういてるんですけど、単純に水の量が減るので脳みそが引っ張られる感じになって頭痛がして、ひどい人だと嘔吐(ゲロ)します。」
お願い。
あんまりボクを不安にさせないで。
「④にぃ!!」
まだあんのかよ!?いい加減にしろ!!
「④にヘルニアですね。すでにみるからに髄膜炎の場合合併症でヘルニアになりますよ。」
「あ、宮本さん見るからに元気そうだから大丈夫、④は無いですよ。・・・あ、具合悪くてここに来たのに元気ってことも無いか。具合悪い中での元気そうってことですから。」
何だこのやりたい放題、ネタ出し放題な医者は!?
と言うわけで合併症の説明終了。
ここで教訓。
「人間、生きるか死ぬかがかかると、超ハンパ無い記憶力が発生する(マジで)」
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いざ検査開始。
いや、採血みたいに「チュ〜」・・・と吸って終わるもんだと思ってたら、
15分間も突き刺しっぱなしだし!
先に言えっつ〜の!!(汗)
「おかげさまで早く終わりましたよ!」
長げぇよ。
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冗談はさておき、本当に髄膜炎(←漢字合ってるかわからんが)じゃなくてよかった。
もし髄液にばい菌が入り込んでの頭痛だったら即入院だったみたい。
健康だから楽しく食事して、仕事して、たまにグランドに顔出して、若い生き生きとしたアスリートたちと一緒に運動できるってもんだ。
本当に健康には気をつけよう。
先日ガンでなくなった砲丸投げの森選手も、どこかで読んだが最初はただ具合悪いとだけ思ってたが、よくよく検査してみたら重い病だったということがわかったようだ。
森選手のその話を知っていたから、今回思い切って背骨に針を刺す決意をした。
実際、やってなんともなくて「安心」を手に入れることができた。
やってみることはいいことだ。
そういえば、背骨に注射する直前、あまりにテンションあがりすぎて看護婦さんに自傷的なギャグを飛ばしまくってたら、俺のカルテ見て看護婦さんが一言。
「宮本さん39度も熱あったんですね!?」
あ、
おれもすっかり忘れてた(笑)
手に入れたのは、どっちかって言うと、
「安心」より「ネタ」(爆)
こうして日記を書けるのも健康になった(はず)だからです♪