日毎に敵と懶惰に戦う

酒と食い物と美術と旅と横浜…などの記録。Twitterやってます @zaikabou

「第8回東京メトロウォーキング」オフ

http://d.hatena.ne.jp/hisamura75/20051109/p1
今回もななこさんが当日まで幹事をしてくれた(お大事に)、当日は魚蹴さんが幹事代行のメトロウォーキングオフに参加しました。歩け歩け。
水天宮の駅に9時30分に集合。今回は皆さん、ほぼ時間通りの集まり。相変わらずのお年寄りの波に揉まれながら7人の小所帯でのったりくったりと出発。お年寄りの皆さんはなんであんなにスタスタ歩くんでしょうか、向こうはウォーキングでこっちはお散歩って感じ。
人形町を廻って明治座前を通り過ぎ、新大橋通りに出る。お祓い代わりにクレーンの写真撮影。祓い給え清め給え。なにを

新大橋に出て、隅田川の清風に吹かれ、いやあお天気になってよかったですねと頷きあい、6号向島線と両国JCTの雄姿に心躍らせたり。
あんまり順調に歩きすぎているので芭蕉記念館に寄ろうかと思うも、ウォーキングの人たちで中国雑技団の自転車のような状態になっていたので諦めて、さらに歩け歩け。萬年橋からみえる清洲橋がとっても素敵。

読売新聞は邪魔。
垢抜けない中学生の集団を、はてなんざんしょと訝りつつ、清洲橋通りから清澄通りに出る。ペースが速すぎるので、お昼の時間に向けた時間調整で清澄庭園へ行きましょうと衆議一決。清澄庭園へ。
素敵な庭園で、整備もよくされている。銘石が多い。けど、明け方の雨でぬかるんだり石が濡れていたりする無防備な水際がおおく、お年寄りが足を踏み外しておぼれるんじゃないかと他人事ながら心配。救命用のうきわが結構置かれていたぞ、と。


鯉が沢山。池の主のような巨大な鯉が沢山で、こんなに沢山主がいると船頭多くして船山に登る、でいろいろ大変だと思う。

写真でこの巨大感をお伝えできないのが残念無念でならない。みんな全長5mくらいあるんですよ。というのは嘘だけど、でも1mくらいあるような。
清澄庭園を出て、清澄通りから葛西橋通りへ。富岡八幡宮に御参り。まあ、訪れただけで参っちゃいないのだが。七五三で大層な賑わいであった。変わった着物の子供がいないかと目を皿にするも、みつからず。その代わり、飾ってある馬鹿でかい神輿の前で「担ごうと思ったらもっと小さいほうが良いんだよ!飾って眺めて楽しいだけだこんなもん」と演説を打っているお年寄りがいた。
参道を抜けて永代通りに出て、さて昼ごはんにしましょうか、とアドさんご推薦の深川めしの店へ。深川不動の参道脇にある。12時開店なので、その間深川不動に御参り。これも参らず訪れただけだけど。

こっちでも七五三やっていたけど、やっぱり七五三は神社なので、あんまり人はおらず。ちょうど時間が潰せたので、お店に入って深川めしと生ビール。つきだしに蜆の佃煮。深川めしが大層うまい。赤だし、それから茶碗蒸しも出汁の味が良くて、昼から大変結構なものを食べることができて満足。夜のメニューも見るからうまそうで、実際美味いそうなので、やっぱり勤務地はこういう場所のほうがいいなあ。
食後の甘いものに、深川不動参道の店で「明治時代のどらやき」。美味しいんだけど、人形焼きを平べったく押しつぶしたような、そんな味。どんな材料の作用によってこういう味になるのかは不明だけど、つまり、人形焼が明治のころから味を変えていない、ということなんだろうか。
清澄通りを進み、東京海洋大学明治丸の前を通って相生橋を渡る。ここからの風景も気持ちが良くて好き。

月島の交差点を右折、こんどは佃大橋を渡る。ここからは聖路加タワーが良く見える。

新富町から新大橋通りに出て、あとはひたすらゴールまで。八丁堀でぼっそさんと合流し、亀島橋から霊岸島へ。湊橋通りに出て、湊橋を渡って箱崎。大勢の職員に迎えられて、14時18分、無事ゴール。そろそろ片付け始めている引換所で、今回は小さなコインケースを貰いました。ありがとうございます。
今回のコースは隅田川と着かず離れずのコースで、橋からの川の風景も面白く、途中、清澄庭園富岡八幡宮深川不動といった見所もあったので、なかなか良かったんじゃないでしょうか。とにかく天気でなによりでした。

その後

水天宮前でお茶ができる店を探したものの、みな考えることは同じなので混雑。では、ということで地下鉄で神保町まで出て、さくらさんと合流。さぼうるに入る。8人いっぺんに入れるとは思わなんだ。壁の落書きを堪能しつつ、いろいろとおしゃべり。トーストと砂糖と戯れるほのぼんさんを見てほのぼのとする。
16時ごろ店を出て、三省堂まで歩いて、集合時間を決めてそれぞれ街に散る。久しぶりにキントト文庫に行ってみたが、相変わらずだった。すずらん通りを徘徊して、最後に岩波ブックセンターで何冊かお買い上げ。ユリイカ文化系女子カタログ、今和次郎の日本の民家、あと「東京スタディーズ」。
再び集合して、すずらん通りの福兆という店へ。17時から飲み屋に入る。イイですね。二次会は、丁度良い人数で大変盛り上がり、楽しゅうございました。私は次の予定があったので7時半頃に抜けさせてもらいましたが。いろいろとどうもありがとうございました。

銀座でごはん

お店を出て、急いで銀座へ。鳩居堂の前で待ち合わせて、メルサの皆美で鯛めしとひつまぶし。幸の薄そうな人が給仕してくれる。内装もいかにもデパートの食堂という感じでイマイチ。お酒もイマイチ。だけど、鯛の酒蒸し、鯛めし、ひつまぶし、いずれも美味で、特に鯛めしは珍しいものが食べられた。鯛のすり身と、卵の白身と黄身をごはんにかけて、出汁をかけて食べるんですねえ。
おなかいっぱいになって、お別れして帰宅。途中の電車のなかで大分酔いがまわってきた。