時は平成、街は江戸。ここは佐原と申します。
靴下が薄くなっているのに自分で気づくのって、すごい高等技術ですよね。
さて、本題。
行ったようで行っていなかった街。
中学1年の頃まで、千葉県の成田ってトコに住んでた。そう、空港のあるトコ。
んで、その割と近くには佐原っていう街がある。
どうやら小江戸っぽい街だというので行ってみた。
大きな地図で見る
↑首都高湾岸線→東関東自動車道。シンプル。
順調に行けば、都内からは2時間もかからないんじゃないかな。
江戸はどうしたっ!?
さて、肝心の小江戸。
↑あぁっ、何この時代劇風の川!!
小野川という小さな川沿いに 江戸の風情を残す建物がたくさん残っている。
多くの建物は今でも実際に使われている。すごいな、おい。
御用でござる!!測量方であらせられるぞ!!
この佐原、あの伊能忠敬が一時期、商人として住んでいたという。
そう、日本中を測量して回ったあの人。
↑コイツで星の位置を調べて
↑コイツで角度を調べる
「御用」とか「測量方」とかカッコよすぎるぜ!!!
なんつったって幕府のお墨付きだもんね。
↑伊能家から川の方を見るとこんな感じ。パイプ椅子が・・・・・・惜しい。。
佐原囃子
コーヒーをずずずっとすすっていると、どこからともなくお囃子が聞こえてくる。
これは・・・・・・子供の頃に毎年必ず行っていた、成田山の祇園祭で聞いた・・・・・・佐原囃子!!
あーヤバイ、これはヤバイ、全身の血が沸騰するようだ(奮)
ちょっと早めにコーヒーを飲み干して、どこから聞こえてくるのか探索。
人だかりができていたので、すぐ見つかったけどね。
↑船上で演奏。かっこよすぎる!!
しかし刷り込みって怖いねぇ。
どんどん昔の記憶が蘇る。
英語の教科書に載ってたな、いんぷりんてぃんぐ。ろーれんつ。
そして、この船がじっと待っていたのは・・・・・・
↑橋からの放水が止まるタイミングでした。
まだまだあるよ。
川沿いを歩いていると、本当に昔風情の建物ばかりが並んでいる。
↑中はなぜかガラスのアクセサリーショップだったw
無理に昔ながらの商売を続ける必要もないんだよね。
ヨーロッパなんか、古い建物を残しつつ、内装は結構新しかったりするでしょ?
ああいうのもいいよね。
↑和傘とか売ってた。欲しかったけど、首都高で落とす気がした。
酒屋さんまで。上の看板がいいよねえ。
江戸だけではなかった!!
明治とか大正っぽい建物もチラホラ。
↑美容室。あぐり思い出しちゃった。見てなかったけど。
吉行和子さんは、いい女優さんだと思う。
↑三菱銀行かなんかの建物だったらしい。今は記念館になっている。
こういう建物を見ていると、実際にタイムスリップしたような気分になるね。
ちょっと気持ちが穏やかになるのは、ボクが日本人だからかな。
子どもは外で遊べっ!
いい街だったな、佐原。
実際、観光バスも結構来てたし、ちょっと見て回るにはお手頃な街の大きさだったよ。
秋には大祭があるんだって。
うー、行ってみてぇ。。