古本ソムリエの日記

古書善行堂 山本善行

今日は、大阪の市会へ。
善行堂は妻に任せて、私は、夕方急いで帰ってきます。
いい本持って帰れたらうれしい。
京阪電車では、黒島伝治『渦巻ける烏の群』を読む。
岩波文庫ですよ。岩波文庫すごい。
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市では2箱半買うことができた。
でもいつも思うのだが、これが安く買えたかどうかはわからない。
安く買おうと思うと買えないのだ。
でもまた藤田嗣治の本も買えたし、文庫もたくさん買えたので、届くのが楽しみ。
電車で予定通り、黒島伝治を読み終え、矢部登さんの田端抄3を読む。
矢部さんのこのシリーズ、とても面白く、上質の書物随筆になっている。
私が留守だった善行堂に、たくさん来ていただいたと聞いてうれしかった。
12箱の本を送ってくださった、蒲郡のSさんも来てくださったみたいで、話したかった。グレゴリ青山さんもご来店。
私が善行堂にもどったとき、子子子ちゃんが。
そのあと、武田さん、チョコパフュさん、来てくれる。
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『定本 古本泣き笑い日記』は、予定通り進むと、12月8日(土)に善行堂で先行販売。さてどうなることでしょう。