改善進まず 県と市対立 相次ぐ競輪撤退表明

大宮競輪は年十二回の開催のうち、開催権は県七回、さいたま市三回、熊谷市一回、川口市一回。県以外の三市が撤退した場合には、五回分の開催権をどうするかが課題になる。このためさいたま市の撤退については、県は「さいたま市は県と同格の政令市。そのうえ、競輪場は地元にあり、撤退を認めた秩父市とは異なる」と交渉を拒否している。


 さいたま市の撤退表明(参照)で補償交渉に移るのかと思われましたが、まだまだ揉めております。交付金の減額が実現しなかったのがやっぱり痛いですね。
 
 

明日から熊本記念


 熊本にやってきました。

 ・・コンドルに感化されてしまいました。


 コンドルのコラムというか日記(社長は「ブログ」と言ってますが違うと思います)にも数日前にKEIRIN化の話題が出ていました。KEIRIN化の目的というか大義名分はスピード化と迫力アップでしょうが、これ自体にも少し疑問があります。これらの大義名分は国際標準の250mバンクでやるからこそ実現できることだと思うのです。極端な例かもしれませんが、500バンクで直線があほほど長い熊本でKEIRINをやるとどうなるか。誘導スピードを上げるそうですが、誘導員の退避ポイントをどこに設定するかによってレースの内容が変わります。退避ポイントが早ければ、誘導のスピードアップの意味は無く、すごくチンタラしたスプリント戦になると思います。逆に遅ければ、特に下級グレードのレースでは前受けからの誘導を使った二段駆けが主流になり、今以上に単調なレースとなるでしょう。この点からもKEIRIN化には反対ですが、それでもやるというのなら誘導ルールを慎重に吟味する必要があります。もっとも、コンドルのように全て昔に戻せとも思いませんが。


 熊本記念と同時にオープンするのが、観音寺競輪の命運を握るサテライト阪神です。兵庫県の皆様、観音寺競輪のためにどうかよろしくお願いいたします。しかし今現在、サテライト阪神のサイトはサーバーが落ちているのか繋がりません。大丈夫なんでしょうか。