天体の音楽

読み終わった直後に感じていたこと、生じた疑問を書いておこうと思いつつ怠り続けてしまい、『不滅』を読んでいて私がピタゴラスの天体の音楽について思いを馳せたのはなぜだったのか全く思い出せなくなってしまった。もしかしたらピタゴラスイッチを見ながら読んでいただけだったのかもしれない。
「《創造主》のコンピューター」、グルント=運命の本質を含むコード、文字盤、ホロスコープ・・

この世界は音楽でできている。
社会は政治と法律で回っているが、世界が回ると音楽が生まれる。
その音楽は美しいだろうか。聴こえない私には信じるしかない。

「生きること、生きることにはなんの幸福もない。生きること、世界のいたるところに自分の苦しむ自我を運びまわること。
しかし、存在すること、存在することは幸福である。存在すること。噴水に変わること、宇宙が温かい雨のように降りそそいでくる石の水盤に変ること。」

星界の音楽 神話からアヴァンギャルドまで―音楽の霊的次元

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キルヒャーの世界図鑑―よみがえる普遍の夢

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