レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「時計じかけのオレンジ」(1971)です。 あの「2001年宇宙の旅」のスタンリー・キューブリック監督のSF社会映画と言って良いでしょう。社会風刺、ブラックコメディと言う味わいもありますが。とても新しいタイプの映画で、というより当時リアルタイムで鑑賞した体験から言えば、尖がり過ぎてた映画で、社会全体から正しい評価を得られていなかったように思います。 最初に鑑賞した友人は、尖がり過ぎていて、エッジが効きすぎていて、あまり楽しい映画ではなかったと告白していました。セルジオ・レオーネの「夕陽のギャングたち」を見ればよかっ…