Aequorin
オワンクラゲ(Aequorea victoria)から発見された発光タンパク質。1962年、下村脩とFrank H. Johnsonらによって緑色蛍光タンパク質(GFP)とともに発見された。
pH条件や高濃度のカルシウムの存在により、イクオリン中の発光基質であるセレンテラジンがセレンテラミドとなり最大波長460 nmの青色光を発する。
オワンクラゲの体内ではGFPとの複合体として存在する。イクオリンの青色光を励起光として受けたGFPは、最大蛍光波長508nmの緑蛍色光を発する。