「血の咆哮」(ウィリアム・ケント・クルーガー 著/ 野口百合子 訳)を読みました。 元保安官のコーコラン・オコナー(コーク)のシリーズ、 7作目。 ちょっとタイトルが恐い。原題の「サンダー・ベイ」の方が 私は好きかな。 前に読んだのはシリーズ3作目の「煉獄の丘」でした。 それから3作分とばしたので、コークやその家族の状況も 変化している。 舞台は作者も住むアメリカのミネソタ州。 アメリカの州にぴんとこないかたは、ぜひ地図で確認してみて ください。 北部五大湖の西側で北はもうカナダ。 どんな所かな~と想像しながら読むのが楽しい。 今作は初めてコークの一人称(わたし)で語られていて、 コークの目か…