イギリスの翻訳者、詩人。1889−1966。アーサー・ウェイリー。 ラグビー校、ケンブリッジ大学を優秀な成績で卒業するが、生来目が悪く、通常のエリートコースには乗らず、大英博物館に勤務する。その際、オリエントの文献に接し、翻訳を志し、日本の「源氏物語」,中国の「老子」など、ネイティブな日本人、中国人にもむずかしい翻訳をやってのけた。 ただ、日本や中国に来たことはなく、全ての作業はイギリスで行われた。
100分で名著 大好きな安田登さん解説 源氏物語関連の能