エディアカラ生物群(エディアカラせいぶつぐん)またはエディアカラ動物群( - どうぶつぐん)、エディアカラ化石群( - かせきぐん)は、オーストラリア、アデレードの北方にあるエディアカラの丘陵で大量に発見される生物の化石群を指す。1946年にオーストラリアの地質学者レッグ・スプリッグにより発見された。肉眼的に確認できる生物化石が多量に出るものとしてはもっとも古い時代のものであり、先カンブリア時代の生物相を示すものとして数少ないものである。
エディアカラ紀。 5億年ほど前の軟体生物。名前は化石収集家に由来する。 殻を持っていたらしく、長い吻で海底を引っかいて餌を食べていたと考えられている。
エディアカラ生物群。先カンブリア紀約6億 - 5億5千万年前。 クラゲのような姿をしていたとされるが、消化器官がなく動物でも植物でもない生物。 この時代の生物は骨格や殻がない為化石が残りにくく、生態系も謎が多い。